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Amazonセラーセントラルで使える価格自動設定機能とは?売上が3倍になった秘密

Amazonに出品してるんだけど売れる価格設定が見つからない!カートの取得率も低いしどうすれば売れるようになるのか教えて欲しい!

このような悩みは『価格自動設定機能』を使えば一発で解決します。

本記事では『価格自動設定機能』とは何か?どうやって使うのか?使った事でどのくらいの成果が出来るのか?を説明しています。

 

本記事はこんな方におすすめ

  • Amazonで売上を上げる方法が知りたい人
  • 価格自動設定機能を使う事でどのくらい売上に差が出るのか知りたい人
  • 利益を最大限に上げたい人

 

この記事を書いたのはこんな人

ネットショップコンサルタント

 

 

 

Amazonセラーセントラルで使える価格自動設定機能とは?

アマゾン価格自動調整

Amazonには販売価格を自動で調整してくれる機能を無料で使う事が出来ます。

Amazonのセラーセントラル画面から『価格』→『価格の自動設定』をクリックすると上記のような『価格の自動設定』の画面が表示されます。

価格の自動設定の画面内になる『価格設定ルールをカスタイズして作成』をクリックする事で、自分だけの価格設定ルールを決めて販売する事が出来るようになります。

価格の自動設定の使い方

amazon価格自動設定

価格設定ルールをカスタイズして作成』をクリックすると最初に価格設定のルールを決める画面が表示されて以下4種類のルールから1つ設定します。

  • 競争力があるショッピングカートボックス
  • 競争力がある最低価格
  • 他社サイトの価格
  • 販売点数に基づく

この4つのルールについて詳しく説明します。

 

競争力があるショッピングカート

競争力があるショッピングカート』とは、いま現在ショッピングカートを取得しているライバルに価格を合わせて変動させるルールです。

例えば、ショッピングカートで販売されている商品の値段が1,000円なら自分の価格も

  • 1,000円より〇〇円下げる
  • 1,000円に一致させる
  • 1,000円より〇〇円上げる

と言ったようにショッピングカートの価格を中心に販売額を設定する事が出来ます。

 

この設定がおすすめな人は、アカウントがある程度評価されていて最安値じゃなくてもショッピングカートが取れるような人です。

 

競争力がある最低価格

競争力がある最低価格』とは、いま現在一番安い人の値段に合わせるルールです。

例えばショッピングカートは1,000円だけど、別のセラーが800円で販売している場合には800円を中心に

  • 800円より〇〇円下げる
  • 800円に一致させる
  • 800円より〇〇円上げる

と言ったように最安値を基準にして価格が変動します。

 

この設定がおすすめな人は、Amazonセラーを始めたばかりでアカウントが評価されていない人です。

 

他社サイトの価格

他社サイトの価格』とは、Amazon以外のサイトの価格を基準にします。

この設定に関しては使うメリットがほぼ無いと思います。

なぜかと言うと、Amazonで購入する人はAmazonでしか買わないし、楽天で購入する人は楽天でしか買わないからです。

手数料も送料設定も客層も違う所と比較するのがすでに間違っているので、使う必要のない設定ですね。

 

販売点数に基づく

販売点数に基づく』とは、設定した期間内に売れた個数によって価格を変動させる設定です。

使い方としては、不良在庫を売りたい時などに『7日以内に5点以上売れなかったら100円ずつ値下げする』と言った使い方をします。

在庫処分したい時におすすめな設定ですね。

 

amazon価格自動設定

次に『マーケットプレイスを選択する』ですが、自分の販売したい国を選択して貰えればOKです。

通常、日本で販売しているのならAmazon.co.jpしか表示されないと思いますので、Amazon.co.jpにチェックを入れて次に進みます。

 

Amaozn価格自動設定

価格設定ルールを定義』します。

私のおすすめは

  • ショッピングカートボックス価格と同じ
  • Amazonで出品しているすべての商品で、ASINとコンディションが一致するもの
  • 他社サイトと比較しない
  • 引き続き価格の自動設定を行う

 

ここで疑問

ショッピングカートボックス価格より下げなくていいの?

って思われるでしょう。

 

ショッピングカートボックス価格と同じ』にした理由は、競合が「ショッピングカートボックス価格と同じ」設定にしてるとお互いに下げ続けて底値争いになってしまうからです。

なので競合も自分も『ショッピングカートボックス価格と同じ』にしておけば、お互いにショッピングカートのローテーションを回しつつ最大限に利益が取れる値段で売れるんですね。

 

底値争いして10円20円の利益を奪い合うよりも、ショッピングカートはローテーションで回してた方が利益率が高いので、価格は合わせて販売します。

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価格自動設定機能メリット・デメリット

価格自動設定機能を実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介します。

 

価格自動設定のメリット

  • ショッピングカート取得率がめちゃめちゃ上がる
  • 価格設定しなくていいので楽
  • 利益が増える

 

ショッピングカート取得率がめちゃめちゃ上がる

価格自動設定にするとショッピングカートの取得率が3倍なりました。

これについては次の章、【Amazonの価格自動設定を使う事で売上がどのくらい上がるのか?】で詳しく説明しますが、正直な話、価格自動調整をしないと損しかないなって思いました。

 

価格設定しなくていいので楽

価格自動調整をする事で自分自身で価格を設定しなくて良いのがすごい楽なんです。

商品点数が100個くらいなら手動でも出来ますが、100,000点、200,000点と多くなってくると商品を全て把握する事すら不可能なのに価格なんて到底見てられない!

でも、価格自動調整をしておくだけで自分の商品の値段を全て見てくれるので時間と労力に余裕が生まれます。

 

利益が増える

価格自動調整をする事で利益が最大限に増える場合があります。

なぜかと言うと、いままで1,000円で売ってて競合が1,500円だった場合、差額の500円を取り損ねてますよね?

そこで自社での販売額を2,000円にしておいて価格自動調整で値下げ設定しておくと勝手に1,500円になってくれるので利益率が上がるんです。

この方法を使ったおかげで私のショップでは1点当たりの利益率が30%向上しました。

 

価格自動設定のデメリット

  • SKU数が大量にある場合、価格設定に時間がかかる
  • 実際に売れてみないと利益がいくら出たのか分からない
  • 一部条件によっては出品停止される

 

SKU数が大量にある場合、価格設定に時間がかかる

価格の自動調整が行える1日の最大数は15,000点となっています。

そのため商品点数が多い店舗では価格調整に数日必要となります。

この仕様で厄介なのは価格を間違えて設定していてもすぐに直せない所です。

実際に私の店舗でも価格ミスが起こってしまい直すのに1週間かかりました。

 

実際に売れてみないと利益がいくら出たのか分からない

価格が自動でコロコロ変わるという事は、実際に売れてみないと利益率が分からないと言う事です。

1点売れた利益が100円かもしれないし500円かもしれない。そんな状況で発送をしないといけないので将来的な計算がしにくいのはデメリットですね。

とはいえ、何か月か運用していると大体一月の利益計算もわかってくるので、このデメリットもさほど大きくは感じなくなってきます。

 

一部条件によっては出品停止される

価格自動調整を使うと何故か出品停止扱いになる場合があります。

これについてはAmazon側でも原因不明で対処法がありません。

唯一出来る対処法としては販売額を1円でも下げると再出品されますが、しばらくするとまた出品停止扱いになります。

こちらについては現在調査中でAmazonの担当者と相談していますが、いまの所は解決策が見つかっていません。

Amazonの価格自動設定を使う事で売上がどのくらい上がるのか?

Amazonの価格自動調整すると便利なのは分かったけど、実際にどのくらい効果あるの?

私の環境では売上も利益も3倍になりました。

出荷点数で見た時には多い時で5倍になった週なんかもありました。

 

元々私のショップは出品点数が270,000点弱でショッピングカート率が6~7%だったのですが、価格自動調整をかけてすぐに11%まで上がり、さらに一月かけてショッピングカート率が上がり続けて現在は18%になっています。

1日の出荷数で言うと300点前後でいまもどんどん増え続けています。

売上実績が上がってアカウント強くなり、カート取得率がさらに高まっているような状態ですね。

 

正直、注文数が急激に増えすぎて一時期は回らないほどになったので、価格自動調整をする時には急激に注文が増えてもいいように準備をしておいた方が良いかと思います。

 

価格自動設定で赤字にしない方法は?

価格自動調整で赤字とかにならないの?

価格自動調整で赤字にならない設定もAmazonは用意してくれています。

価格自動調整赤字

『価格自動設定』→『カスタマイズした価格設定ルール内アクションの「SKU編集」』→『ファイルをアップロードしてSKUを管理』→ファイルの種類を選択で『空白のファイル』→『価格の自動設定ファイルをダウンロード』をクリック

 

価格調整ファイル

すると『Flat.File.AutomatePricing.xlsx』って言うファイルがダウンロードできるので、

出品価格の下減額(価格-ポイント)』の項目に赤字にならない底値設定をしてあげます。

出品価格の下減額(価格-ポイント)』を設定する事で、その値段以下にならないようにしてくれるんですね。

 

とくにAmazon本体が販売している商品に相乗りする時には必須項目で、これ設定しておかないととんでもない値段で販売する事になるので注意が必要です。

 

Amazon戦略のコツはアカウントの強さと価格

Amazon戦略のコツは単純にアカウントの強さと価格です。

なぜかと言うと、Amazonで商品を売ろうと思った場合にはショッピングカートを取得する必要があります。

 

ショッピングカートって言うのは販売画面の一番最初に表示される販売者の事。

ショッピングカートが取れていない場合はほぼ売れません。

このショッピングカートを取る条件がアカウントの強さと販売価格なんですね。

 

なのでAmazonで売上を上げるには、とにかく実績を作ってアカウントを育て、Amazon内で戦えるアカウントに仕上げる必要があります。

実績が増えてアカウントが強くなれば最安値でなくてもショッピングカートが取得できるようになり、どんどんと売り上げが増えてくるのがAmazonの仕様です。

 

とは言え、闇雲に値段を下げても利益が無くなるだけで稼ぐ事が出来ません。

市場調査

  • 何がよく売れるのか?
  • どのくらいの値段で売れるのか?
  • どのくらい仕入れればいいのか?

などの市場調査を徹底する事で利益を最大限に増やす戦略を組む事が出来ます。

市場調査は徹底して行っていないと『売れない商品を薄利多売』するなんて言う行動を取ってしまいますからね。

 

市場調査なんてどうやるの?難しそうなんだけど

1店舗ずつ情報をExcelに記入する作業を1日20時間、半年ほど続ければ自力でも可能です。

しかし、Amazonの値段や競合情報って1時間後には変動してるので手動でやろうとすると30人くらい雇わないと無理じゃないでしょうかね。

 

30人に時給800円を8時間として20日働いてもらうと1か月に384万円ほど払えば情報集める事が可能です。

 

えっ!?そんなの無理じゃない?赤字どころか破産だよ!

どう考えても現実的じゃないので普通は『オークファンプロ Plus』みたいなツールを使います。

 

価格や販売推移、ランキング変動などを全てグラフ化されてみる事が出来るので仕入れ数やよく売れる値段設定などを見極める事ができますよ。

ひと昔前には『モノレート』とか『AmaShow』とかあったんですけど、いまは閉鎖されて使えません。

 

『オークファン』は元々ヤフオクの価格調査専用ツールとして有名だったのですが、いまはバージョンアップされてAmazonやTopSellerにも対応しました。

仕入先も見つけれるようになり、かなり高機能ツールになりましたね。

 

売れる価格帯や仕入れ数をしっかりと調査、売れる商品を利益のある値段で販売してしっかりとした実績を作っていく事がAmazon戦略のコツになります。

Amazonセラーセントラルで使える価格自動設定機能まとめ

Amazonのセラーセントラルで使える価格自動調整機能をまとめると

  • 競合に負けない価格設定で実績が作れる
  • 実績が出来る事でアカウントが強くなり売れるサイクルが作れる
  • 価格自動調整でアップ出来る1日の最大件数は15,000点のためSKUが多いとアップロードに時間がかかる

簡単にまとめるとこのような結果になります。

Amazonでの自動調整機能は非常に強力な上、無料で使えるので使わないと損をします。

 

参考

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井川 裕輝

元倉庫業からEC総合責任者へ昇進。副業でもやってたEC事業で独立。その後Lステップと言うツールに出会い、岡山県でLステップ構築代行者として活動を始める。

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