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ネットショップノウハウ一覧 社長になる第一歩!開業方法まとめ

ネットショップを個人で開業して売上を作り続ける方法

個人でネットショップを開業しようと思ってるんだけど、どうすればいいんだろう?失敗したくないから売上を作る方法まで全部知りたい!

本記事では、このような悩みを解決します。

本記事はこんな方におすすめ

  • ネットショップ初心者向け
  • 個人でネットショップを開業したい人向け
  • ネットショップの売上を作り方を知らない人向け

この記事を書いたのはこんな人

ネットショップコンサルタント

 

 

個人でネットショップを開業したばかりの頃に起こった失敗談

個人でネットショップを開業した時に起こった失敗談を少し話しますね。

 

私はネットショップを開業する時に本当に何も考えず、漠然と「ネットだし多分売れるだろう」と思ってネットショップを作りました。

その結果どうなったかと言うと、まったく売れないネットショップの完成です!

 

当時私が使っていたのはBASE商材王の商品を並べただけのシンプルな物。

商材王は在庫状況や商品画像をダウンロードして利用できるドロップシッピング型(直送型)の仕入れサイト。

無在庫でリスク無くネットショップが開けると思って使ってみました。

 

BASE自体に集客能力が無いと言う事は知っていたのですが、「商品点数多いし、なんか売れるだろう」と軽い考えでほったらかし状態。

それでも、3か月に1回は注文が入ってたのでお小遣い稼ぎ程度には良かったのかもしれません。

 

結局思ったほど売れなかったし、忘れた頃に入ってくる注文がめんどくなったので閉鎖という幕引き。

ビジネスを軽く考えていたために、初めてのネットショップは失敗に終わりました。

 

次の章では、そんな失敗談から得たネットショップを開業するための心構えについて紹介します。

 

個人でネットショップを開業するための心構え

個人でネットショップを開業するためには、ビジネスとしてネットショップに本気で取り組む事が重要です。

 

会社の仕事はちゃんと真剣に出来る人でも、個人として自分でビジネスをする時にはどうしても甘えが出てしまいます。

  • これくらいで良いだろう
  • 多少おかしくても分からないだろう
  • そこそこ上手に出来たからOK

残念ながら、このような考えでネットショップを運営しても成功しません。

 

なぜかと言うと、いまネットショップは個人でも簡単に開業出来てしまうためネットショップは星の数ほど存在しています。

その中でもビジネスとして本気で取り組んでる個人のネットショップや資金力で圧倒してくる企業のネットショップなどさまざま。

競合が全力で取り組んでる中、軽い考えで開いたネットショップが勝つことが出来ると思いますか?

 

ネットショップと本気で向き合う事が出来て、初めてスタートラインに立ったと思ってください。

 

次の章では、本気でネットショップと向き合ってる人が、より成功に近づくための方法を紹介しますね。

 

個人でネットショップを開業するための流れ

個人でネットショップを開業するためには色々と決める事があります。

本章で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

 

ターゲットとなるお客さんを決める

ネットショップを開業するまえに、自分のお店のターゲットとなるお客さんを設定する必要があります。

なぜかと言うと、『どういう人に買って欲しいか?』『どんな人がお客さんなのか?』を決める事で扱う商材やショップの雰囲気などが変わってくるからです。

 

例えば、『傘』を売ろうと思った場合にターゲットを決めていないと、「傘の専門店にしようかな」って言う考えに陥りやすくなります。

あれ?でも専門性もった方がいいって聞いたよ?専門店ならいいんじゃない?

残念ながら『物』を中心にして考えた専門店ってターゲティングが出来ないので、メルマガや集客の難易度が跳ね上がります。

 

買ってる人が17歳の少年かもしれないし、35歳のビジネスマンかもしれないし、48歳の主婦かもしれない。

誰が購入してるのかまったく分からない状態でセールスをかけるのは、ゴールの無いマラソン大会に目隠しして出るような物。

戦略が迷子になって誰の心にも響かないショップになります。

 

逆にターゲットが決まっている場合。

例えば、『出張の多いビジネスマン』をターゲットに設定すると、

  • 出張は荷物多くなるし、ワンクリックで開く折り畳み傘が持ち運び楽で良いよね。
  • スーツケースとか雨に濡れるからスーツケース用のカバーもあった方が良いよね。
  • 革靴も雨に濡れると痛むから撥水スプレーあった方がいいよね。

みたいに、ターゲットの行動から考えて商品を集めると『』をベースにした専門性が高くなってターゲットが欲しい商品ばっかりになります。

欲しい商品が多くなるとついで買いが起こって客単価も上がりやすい。

 

なので、自分のショップは『どういう人に買って欲しいか?』『どんな人がお客さんなのか?』をしっかりと最初の段階で決める事で、お客さんも必要なアイテムが一か所で手に入るし、ショップ側も客単価が上がってお互いにWINWINの状態で取引をする事が出来るんです。

ターゲットの設定はネットショップを開業する上で非常に重要な要素なので、しっかりと練りこんでみてくださいね。

 

ネットショップで売るための商品を仕入れる

ショップのターゲットが決まったら、ネットショップで売るための商品を仕入れます。

仕入先については自分の仕入れたい所でOK!

 

そもそも仕入れ先持ってないんだよね。仕入れってどこで出来るの?

仕入先は色々ありますが、代表的な物で言うと

ネット仕入れや海外仕入れは個人でもOK!

メーカーや商社の場合には実際に交渉してみないと分からないですね。

 

国内メーカーはネットショップだけの業者を嫌う傾向があるので難易度は高めです。

ただし、売上高のあまり多くない中小企業は個人でも話を聞いてくれるのでチャンスはありますよ。

 

 

届け出・許可が必要な物

商品によっては届け出が必要な物もあります。

具体的にどんな物があるのか、表にしたのでご覧ください。

 

ジャンル 必要な許可 商品例
食料品 食品衛生責任者免許

食品衛生法に基づく営業許可証

餃子、ハンバーグ、クリスマスケーキなどの製造食品
中古品 古物商許可証 中古品、リサイクル品、アンティーク、転売品など
お酒 酒類製造免許

酒類小売業免許

通信販売酒類小売業免許

日本酒、ビール、ワイン、リキュールなど
高度管理医療機器 高度管理医療機器販売許可証 コンタクトレンズなど

商品を販売する前に許可を取っておく必要がある物は以外と多いので、違反しないように気を付けましょう。

 

開業届の提出

開業届自体は提出が必須ではないど、個人事業主として日本でビジネスする証明になるので提出しておいた方がトラブルを防ぐ事が出来ます。

開業届は開業freeeを使うと無料で簡単に作る事が出来るので、さくさくっと提出しちゃいましょう。

 

開業届の作り方や提出方法についてはこちらに詳しくまとめています。

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配送業者と送料交渉

送料は安ければ安いほうが利益率が高くなるので、ネットショップ開業前に配送業者と送料交渉を行います。

 

送料交渉を行う時にねらい目なのは『佐川急便』

『ヤマト』や『日本郵政』は実績のないショップは門前払いのため送料交渉どころじゃありません。

反面、佐川急便さんは実績が無くても話を聞いてくれて値段もちゃんと下げてくれたので、配送業者の中では比較的交渉がしやすいです。

 

それに佐川急便さんは送り発行機のレンタルもさせてくれるので、送り状を作る時にもかなり時間を短縮する事が出来ますよ。

 

ただ、デメリットとしてはお客さんによって「佐川だと受け取らない!」って人が稀にいます。

お客さんによっては佐川さんの印象がよく無い場合もあるので、たまにトラブルの原因にもなりますね。

 

とは言え、佐川急便さんは不在でも3回配達によってくれるし、仕事もかなり丁寧なので個人でネットショップを開く際の配送業者としてはおすすめですよ!

 

出店場所を決める

『モール出店』か『独自ショップ出店』か、出店場所を決めます。

出店場所の特徴をまとめてみたのでご覧ください。

出店場所 特徴 おすすめ度
Amazon 月額5,000円と安く審査も緩い。

型番商品で値段が安ければ初月で100万とか余裕でいける。

意外とシステムトラブルが多い。

個人だとイチオシ!資金の回転も早く利益を溜めやすい。
楽天 月額費が高い上に手数料も変動型で高い。

審査は3大モールの中でもトップクラスに厳しい。

送料3,980円固定になってから苦しいと言ってるショップ多数。

個人だと審査が通らないし、手数料が高くて難易度高め。

ネットショップ運営に慣れてる人じゃないとまず赤字になります。

YAHOO 月額費無しで手数料も安い。

審査はそこそこ厳しいが個人でも受かるレベル。

利用者が増えてきてねらい目。

集客力あって手数料も少ないため出店しない理由がないほどおススメ!

個人でも審査が通る事があるので申請だけは出しとして損はない。

独自ショップ 月額費はピンキリ。

集客力は無いので自分で集客する必要がある。

誰でも作れるので出店難易度は低め。

個人でネットショップを開業するのなら独自ネットショップが最も簡単に作れる。

SNS連携が主流になってきたので集客の難易度は大分下がってる。

AmaoznやYAHOOで資金を作りながら独自ショップを成長させていく方法が一番王道ですね。

 

ネットショップ開業サービスについて詳しくはこちらの記事にまとめてます。

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サービスよって出来る事が色々と違うので、じっくり読んで自分にピッタリのショップを作ってみてくださいね。

 

ネットショップを作成

出店場所が決まったらネットショップを実際に作っていきます。

最近のネットショップ開業サービスはテンプレートが豊富に揃えられてるので画像を入れ替えるだけで簡単に自分だけのオリジナルショップを作る事が出来ますよ。

 

とは言え、ヘッダー画像やバナーなどのデザイン部分を自分で作るのは止めた方がいいでしょう。

デザイン知識や基礎を知らない人が作ったデザインって素人感丸出しになってしまうので、せっかくショップに来てくれたお客さんに不安を与えてしまいます。

 

それにデザインのプロって目線誘導や色合い調整を使って、売るためのデザイン設計をしてくれるので売れる確率が大幅に上がるんです。

特にヘッダー画像やTOPページの画像は半永久使い続ける事になるので、お金払って得意な人に任せた方が将来的に大きな売上になって返ってきますよ。

 

プロに任せたいけど予算がそんなに無いって人は『ココナラのWEBデザイナー』に発注すると3000円から4000円くらいで安く作ってくれます。

フリーランサーとして活動してるプロのデザイナーも多数いるので、企業発注よりも安くクオリティの高いヘッダー画像を手に入れる事が出来ますよ。

 

 

確定申告の準備

個人でビジネスをすると必ず確定申告が必要になります。

税務署に行けば確定申告書類の作り方を教えてはくれますが、結構難しいので会計ソフトを使う事をおすすめします。

 

実際に私はクラウド会計ソフト『freee』を使って確定申告してますけど、電子申請使うので10分くらいで確定申告が終わっちゃいます。

 

始めて確定申告した時は税務署行って、2時間くらい説明受けて、書類の不備があるから作り直せって言われて家と税務署を3往復までした結果!

やっぱり不備があるからって言われて郵送で書類の書き直しをさせられると言う・・・。

 

そんなの経験した後に『freee』を導入したら楽すぎてもう手放せなくなりますよ。

 

 

ネットショップを個人で開業する時に注意する事

ネットショップを個人で開業する時には注意する事がいくつかあるので紹介しますね。

 

帳簿は毎日つけて月初めには帳簿整理

ネットショップを運営する時には『売上』『仕入れ』『経費』が分かるように帳簿を作る必要があります。

 

これは『freee』を使うと全自動で損益計算書みたいな書類を作ってくれますが、『freee』のような会計ソフトを使わない場合にはExcelでいいので『いつ・なにが・何個・いくらで売れたか』が分かるように記載します。

とくに仕入れ帳簿のメーカーは分けて置いた方が良いですよ。

税務署から「〇〇メーカーの〇月の仕入れだけ見たい」って言われた時にもすぐに用意出来るので。

 

帳簿整理をExcelでやった場合、ほぼ確実に月初めの帳簿整理の時に合わなくなります。

一月単位でもズレるので「確定申告前でいいや」とか思って放置してると泣く事になるでしょう。

 

ネットショップ運営してて帳簿整理が一番つらいので、自分ためにも月ごとに毎月しっかり合わせた方が後々楽になりますよ。

 

固定電話の番号を用意

ネットショップでは特定商取引法の表記と言って住所と電話番号を必ずショップに記載する必要があります。

特定商取引法の表記の電話番号が携帯電話の番号とかIP電話の番号とかだとお客さんからしたら不安になります。

 

なぜかと言うと、「携帯電話だと番号をすぐ変えれるからお金やクレジットカード情報だけ盗んで逃げるんじゃないか?」って思っちゃうんですよね。

実際にクレジットカード情報ってお店側では分からないんですけど、ネットショップ決済の仕組みを知らない人からするとカード情報盗まれる不安って大きいですからね。

 

なのでお客さんが安心して買い物出来るように固定電話は用意した方がいいでしょう。

 

電話番号をネットに載せるのは不安だよ!いたずら電話とかが沢山かかってきそう!

そんな不安がある時には『Toones転送電話』みたいな電話番号をレンタル出来るサービスを使うと良いですよ。

自分の電話番号はネットに出さずに特定商取引法の表記に電話番号を入れる事が出来ます。

 

特定商取引法の表記を誤魔化さない

特定商取引法の表記は誤魔化さないようにしてください。

特定商取引法の表記は法律で決まっているので、違反者には罰則が与えられます。

 

詳しくはこちら

消費者庁:特定商取引法ガイド

 

とは言え、個人でネットショップを開く場合、特定商取引法の表記が自宅になるので不安もありますよね?

とくに女性がオーナーの場合だとストーカー被害に合うかもしれません。

 

そんな時には『Karigo』のような住所をレンタル出来るバーチャルオフィスが役立ちます。

住所のレンタルって特定商取引法の表記を誤魔化してるじゃん!そんなの使っていいの?

現状では問題無しです。

バーチャルオフィスを住所として使って良い詳しい内容はこちらにまとめてるので知りたい方はご覧ください。

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個人でネットショップが開業出来るネットショップ作成サービス

ネットショップ作成サービス自体が審査無しなので個人でもネットショップを開業する事が出来ます。

代表的な物を紹介すると

代表的なネットショップ作成サービス

  • BASE・・・月額無料だけど手数料高め
  • Shopify・・・月額費も手数料も安くコスパ高い
  • MakeShop・・・月額費は高いがサポートが厚く初心者向け

どのサービスも一長一短あるので、見比べてみて自分にどれが合ってるサービスで開業してみてください。

 

ネットショップ作成サービスについてはこちらで詳しく解説してるので、ネットショップ作成サービスを選ぶ時の参考にどうぞ。

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ネットショップを個人で開業して成功しやすいのは、行動力が高くビジネスに対して本気で向き合える人です。

なぜかと言うと、仕入れ交渉、ショップ作成、送料交渉など決めなきゃいけない事ややらなきゃいけない事がいっぱい。

行動力が高くないと話が進まない事が多いですね。

 

本記事を読んですぐ行動出来るような人は、ネットショップを開業しても成功する可能性が非常に高いです。

行動力があるだけでビジネスはうまい方向に流れやすいですからね。

 

本記事に書いてある事を参考にしてぜひともネットショップで成功してくださいね。

 

 

ネットショップを個人で開業して売上を作り続ける方法まとめ

今回はネットショップを個人で開業して売上を作り続ける方法として、以下の事を解説しました。

ネットショップを個人で開業して売上を作り続ける方法一覧

  • 個人でネットショップ開業をする時の心構え
  • 個人でネットショップを開業する時の流れ
  • ネットショップを個人で開業する時に注意する事
  • 個人でネットショップが開業出来るネットショップ作成サービス
  • 個人でネットショップを開業して成功出来るのはこんな人

ネットショップはビジネスな以上、どれだけ真剣にネットショップに向き合えるかが重要。

ネットショップを開業・運営する時には本記事で紹介した内容を元にビジネスとして本気で運営してみてください。

本記事の内容を実践して貰えれば、アナタのショップがみんなに愛されるネットショップとして人気が出る手助けになります。

 

 

 

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井川 裕輝

元倉庫業からEC総合責任者へ昇進。副業でもやってたEC事業で独立。その後Lステップと言うツールに出会い、岡山県でLステップ構築代行者として活動を始める。

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