本記事では、このような悩みを解決します。
楽天やヤフーショッピングでもLINE公式アカウントの利用が推奨され、セミナーなども開催されるようになりました。
しかし、残念ながら『LINE公式アカウント』だけでは、せっかくのLINEの機能を100%使いこなせていないんですよね。
なので本記事では、一般的なLINE公式アカウントの使い方に加えて、LINEの機能を使いこなす活用術まで紹介していきます。
ネットショップとLINE公式アカウントの相性が抜群な理由
ネットショップとLINE公式アカウントって相性が抜群に良いんです。
そもそも、ネットショップって昔からメルマガでクーポンやセール情報を送っていました。
しかし、スマホが普及してからメールを見る習慣が無くなり、せっかく送ったメルマガが見られなくなったんです。
そこで登場したのが『LINE公式アカウント』という存在。
LINEってメッセージが送られるとアイコンの右上に通知マークが表示されるので、通知を消したくて一度メッセージを開いてしまうんです。
メッセージを開く事で、自分達が伝えたいセール情報や新商品情報がお客様に認知される結果になるわけですね。
元々ネットショップとメルマガの相性がよかったのに、開封率が通常のメルマガよりも高いLINE公式の相性は抜群であると言えます。
ネットショップで一般的なLINE公式アカウントの使い方
まずは、一般的なネットショップがどのようにLINE公式アカウントを使っているか紹介します。
新商品の情報を発信する
新商品の情報を発信する事でお客様に告知する事が出来ます。
メルマガでは画像と文字だけでしたが、LINE公式になると
スタンプや動画、音声など、色々な方法で告知する事が出来るようになります。
特に動画を使うと商品情報がより分かりやすくなるのでオススメな機能です。
セール・キャンペーンなどのイベント情報を発信する
セールなどのイベントを開催する時の告知にもよく使われています。
画像でセールバナーを作って、画像にリンクを差し込んでショップへ来てもらう使い方ですね。
注意点としては、LINE内の画像をタップする習慣が無い人もいるので、『クリック出来ます』っと言うのが分かるデザインが必須です。
ただ画像が流れてくるだけだとリンク先が表示されていないので、せっかく告知をしても来てもらえません。
LINEデザインの知識が無いとショップバナー感覚で作ってしまい、せっかくの告知が無駄になってしまいますね。
セールイベントの情報を発信する時には、LINEデザインを意識した作りが重要です。
クーポン券を配布する
LINE内では画像を送る事が出来るので、画像バナーにクーポンリンクを設定しておけばWEBクーポンをお客様に送る事が可能です。
LINE公式アカウントでは送信相手の絞り込みが可能なので、クーポンを送りたい人だけに絞り込んでクーポンを発行出来ます。
顧客対応をLINE内で行う
お客様からの
- 質問
- 返品対応
- 商品の説明
などをLINE内で行う事が出来ます。
LINEで顧客対応をする事で、『お問い合わせ方法が良くわからない』っと言う人を減らし、いつも使っているLINEでスムーズにお問い合わせが可能に。
電話で問い合わせをしてくる人は、メールでの問い合わせ方法が分からなくて電話をしてくる事が多いので、LINEにするだけで電話でのお問合せ率減少に役立ちます。
ここまでが、一般的なLINE公式アカウントの使い方です。
次からは、プロしか知らないLINE公式アカウントの活用術について紹介していきます。
LINE公式アカウントの機能を100%使いこなす活用術
ここからは、LINE公式アカウントの機能を拡張する『Lステップ』を導入したLINE公式活用術について紹介していきます。
無料診断ゲームを作って『あなたにぴったりの商品』を紹介
『YES/NOゲーム』のような無料診断ゲームを導入する事で、おすすめした商品を購入して貰いやすくなります。
人の心理的に、人からセールスを受けるよりも、自分が起こした行動の先に出た結果を信じやすい特性があります。
つまり、無料診断ゲームって自分で選んだ結果の先に商品があるので、「診断で出たんならコレがいいんだろう」っと思って選んでしまうわけです。
かなり効果の高い方法なのでオススメですよ!
実際に私も無料診断ゲームで出た結果から100万円の商品を購入してしまいましたw
診断結果ってつい信じてしまうんですよね。
くじ引きクーポンなどのゲーム的な要素を作れる
ヤフーや楽天などにもある『くじ引きクーポン』を導入する事で、商品の告知+販売促進が可能です。
どういう事かと言うと、「イオン水の30円割引クーポンが出ました!」なんて言う結果が出ると自然と『イオン水』の告知をしているわけです。
「水が欲しい」と思ってる人に割引クーポンが出ると興味を持ってくれますよね。
普通のくじ引きだとランダムになってしまいますが、LINE公式を使う事で『水が欲しそうな人に水のクーポンを出す』なんて事も可能です。
シナリオ配信で商品利用者の体験を仮体験させる
単品リピート戦略を行っているショップさんであれば、LINE内で商品の仮体験をさせる事が出来ます。
例えば、『ダイエットサプリ』を販売しているなら「○○さんのダイエット実践記録」のような感じで
- 初日はこんな体系です。
- サプリを飲み始めて1か月後の状況です。
- サプリを飲み始めて半年後の状況です。
- サプリを飲み始めて1年後の状況です。
っと言うストーリーを見せる事で、購入後の疑似体験をする事が出来ます。
ミニブログのような配信も出来るので、購入欲求を湧かせたり出来るわけですね。
リッチメニューを使って公式サイト化する
リッチメニューを使えばLINE公式を公式サイトのようにする事が出来るんです。
なぜかと言うと、Lステップを導入したLINE公式アカウントはリッチメニューを複数切り替える事が出来るので、お客様の知りたい情報をリッチメニューにまとめる事が可能です。
例えば
- 商品一覧
- 企業理念
- 採用情報
など、公式サイトにある情報はLINE内に収まります。
公式サイトってあまり見に来てくれる人がいませんが、LINEであれば見に来てくれる人が増えるわけです。
顧客対応を自動化する
Lステップを導入したLINE公式は、自動返信機能やカルーセル機能を使う事で顧客対応を自動化させる事が出来ます。
例えば、よくある質問をまとめておいたり、特定のキーワードが含まれた質問に対しては自動的にテンプレートメッセージを送るなど。
つまり、お客様からのメッセージの一部分一致で自動返信する事が出来るので、『もしかしてこんな事でお悩みですか?』って言う情報一覧を自動で送れるわけです。
もちろん手動返信も可能なので、質問内容を後から確認して個別に対応する事も出来ます。
顧客の行動を数値化して運営戦略に役立てる
LINE内で取ったお客様の行動を全てデータ化して運営戦略に役立てる事が出来ます。
このデータ分析機能がLステップの一番の醍醐味で、Lステップを正しく設定出来ていれば商品を売る戦略として大きく役立ちます。
デメリットとしては、設定方法がかなり難しくて素人では設定出来ない事です。
データ分析系の機能を使うのであれば、プロの知恵が必須でしょう。
顧客情報を自動で分類して最適なメッセージを送る
Lステップで設定したデータを元に、顧客属性を分類して最適なセールスを行う事が出来ます。
メルマガとかだと
- 男性なのか女性なのか?
- 年齢が何歳なのか?
- 何に興味があるのか?
- 何に悩んでるのか?
などの詳しい情報を手に入れる事は出来ませんでした。
しかし、LINE公式であればアンケート機能を使って自然と情報を手に入れて最適なセールスを行う事が出来ます。
ネットショップを行う上でかなり強い機能になります。
流入経路毎に成約率を分けて測定する
流入経路毎に分けて成約率を測る事で、広告・SNS・ブログ・実店舗などの成約率を分けて測定出来ます。
成約率の測定まで出来るのは現状『Shopify』しか行えませんが、各流入経路毎にデータを分けて分析する事で自社の弱点や強みを調べる事が出来ます。
自社の宣伝プラットフォームが優れているのかが分かれば集客に役立ちますし、弱点が分かれば施策を変えて別の方法にチカラを入れる事も出来ます。
データを分ける事で、しっかりとした戦略が取れるわけです。
LINE公式アカウントの活用事例
LINE公式アカウントとネットショップを連携させた事例として、とある美容院の話をします。
※本当は紹介したいのですが、ここで紹介して友達登録が一気に増えてしまうと正しいデータが取れなくなり、迷惑になってしまうので店舗名は伏せておきます。
この美容院でLINE公式アカウントをネットショップと連携した所、開始4か月で1,500万円の売上を作る事に成功しました。
リッチメニューには
- ヘアカタログ
- ダメージヘア改善方法
- スタイリスト紹介
など、利用されるお客様にとって使いやすいメニューを配置してファン化。
お悩み解決と同時に商品を紹介する事で、商品ページまでの導線を獲得。
あとはデータを分析しながら改善を繰り返した所、売上が急上昇して開始4か月で1,500万円の売上を達成できるまで伸びたわけです。
売り込み要素が少ない方法で売り込めるので、LINE公式アカウントってかなり強いんですよね。
LINE公式アカウントは売上を上げたいショップにおすすめ
LINE公式アカウントってショップの売上を上げるためのツールとして大活躍します。
いままではメルマガが販促ツールとして使われていましたが、いまはLINE時代!
LINE公式を使って販促活動を行いつつ、裏ではしっかりデータを集めて改善し続ける事が出来ます。
お客様の事を詳しく理解して、自社ショップの売上を上げるツールとしてHOTなツールとなっています。
ネットショップの売上を上げるLINE公式アカウント活用術まとめ
今回はネットショップの売上を上げるLNE公式アカウント活用術について紹介していきました。
LINE公式アカウントを活用する事によって
- 売上向上
- 自社ショップのファン化
- マーケティング戦略
- 顧客満足度向上
などが期待できます。
ただし、LINE公式アカウントは使いこなすのが難しく、操作自体は直観的に出来てしまうため素人なのに『構築代行』をしてる人が多いのも事実としてあります。
安いからと素人に依頼してしまった場合、
- ブロック率が高くなりお客様から嫌われる
- 使用禁止ワードを使ってしまいアカウントが停止される
- 内部設定が出来ていないためデータ分析が出来ない
などのトラブルに発展する可能性が高い!
実際に上記のようなトラブルに巻き込まれて他の人に再依頼した結果、修正不可能な水準にまでなってしまいアカウントを初期化して無駄なお金を払う事に。。。
LINE構築は最初からプロに依頼する事をおすすめします。
そんな方はぜひ弊社へご依頼ください。
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