本記事ではこのような悩みを解決します。
本記事はこんな方におすすめ
- 楽天でネットショップを運営している人
- なるべくお金をかけずに楽天の検索結果で上位表示させたい人
- 楽天のアルゴリズムからSEO対策の方法を知りたい人
楽天SEOとは?
楽天のSEO(楽天検索結果最適化)とは、楽天でキーワード検索された時に上位表示させるための方法の事。
具体的には↓の画像のように
検索したいキーワードを設定した時に上の方に表示させるためのテクニックになります。
楽天で商品を売るためには、この検索結果で上位に表示させるための工夫が必要になるのです。
楽天市場でSEOが重要な理由とは?
楽天で買い物をするお客様は、自分が欲しい商品を探す時に検索したキーワードで1ページ目に出てきた商品の中から購入する事がほとんどです。
特に1ページ目の中でも、1位から3位以内に表示された中から商品を購入します。
つまり、自分の商品を購入してもらおうと思った時には、検索したページの1位から3位以内に入っていないと購入率が著しく落ちる、もしくは購入検討さえされない状況になるわけです。
本記事では、楽天SEOで重要なポイントと、検索結果で上位に表示させる方法を紹介しているので、しっかりと読んで活用してくださいね。
楽天SEO実績紹介
楽天市場に出店し、売上を上げるために重要な「検索結果の上位表示」。
どのように対策をすればいいのか?
実際に楽天を運営し、上位表示を取得してきました。
まず最初に「ボディバッグ」と言う超人気のビッグキーワードです。
URLのキーワードの後ろに「p=5」と言うのがありますね。
5ページ目に表示された事を表しています。
(2019年12月12日)1ページ目に表示させる事に成功しました。
次に「のぼり旗」です。
URLのキーワード後ろに何も数字がないので、1ページ目です。
ニッチな商材でしたので1ページ目の半分ほど私が運営してる店商品で独占しています。
ちなみにここから11ページ目まで私の店がページを独占状態です。(2019/12/7 時点)
そんな経験を踏まえて、検索で上位表示されるのに必要であろうコツをお話させて頂きます。
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楽天SEOの本質的な考え方
楽天で上位表示させるために必要な考え方は『お客さんのニーズを満たせるかどうか?』っと言う事です。
どういう事かと言うと、楽天で検索結果で上位を取るために必要な条件は『短期間の間にたくさん販売して売上実績を作る事』。
つまり、お客さんに必要とされていない商品ページは上位表示をされない仕組みとなっています。
なぜそのような仕組みなのかと言うと、楽天が利益を上げるためには商品が売れる必要があります。
商品が売れる事で販売手数料が入り、売れる人気商品が検索結果に並ぶ事でお客さんがより楽天で買い物をしてくれるようになる。
このように売れるサイクルを作る事で楽天が利益を上げれる仕組みなんです。
売れない商品が検索結果の上位にくると楽天側にもお客さん側にもメリット無し。
なので、お客さんに買って貰える。つまり、お客さんのニーズを満たせる商品や商品ページを作る事が楽天SEOでは最重要視されます。
この『お客さんのニーズを満たせる商品』と言う考え方を基本軸に持って次の章をご覧ください。
楽天市場SEO対策!上位表示させるための3つの方法
楽天を運営する上で重要な要素「アクセス数×転換率×客単価=売上」です。
これは管理画面の中にも大きく表示されており、楽天がこの3大要素を重要視しているのが分かります。
そして、楽天SEOで最も重要な要素は「売上」です。
楽天もビジネスでやっていますので、売れない商品を上位に持ってくるわけにもいきません。
売れる商品は上位へ、売れない商品は下位へと移動するのが楽天のアルゴリズムです。
ここを無視して「キーワードが」とか「商品タイトルが」などと言っても上位になる事はありません。
1.売れる商品ページを作る。
楽天SEOで重要なのは「売上」なので、まず第一に売れる商品ページが必要です。
広告やSNSなどで宣伝をしても、商品ページ自体が売れない構成をしていれば売れません。
どうすればお客様にとって見やすい・欲しくなるページになるのでしょうか?
売れる商品ページに必要なBEAF
ネットで物やサービスを売るためのフレームワークと言うのはすでにいくつも開発されています。
その中で私自身が使っているのが「BEAF」と言うフレームワークになります。
BEARとは
- Benefit(ベネフィット)
- Evidence(論拠)
- Advantage(競合優位性)
- Feature(特徴)
の4つの頭文字からなるフレームワークです。
それでは順番に説明してきます。
Benefit(ベネフィット)とは
利用シーン、魅力的な写真でお客さんが商品を買った時にどうなるのか?を表した物です。
服であれば着用シーンの写真を用意して、「着たらこんな感じですよ」っと言うのを伝えます。
美容品であればキレイになったシーン、グルメであれば美味しそうなシーンなど、お客さんがどうなるのか?っといった将来の写真を載せてあげます。
ここで購入イメージが湧き、「ちょっといいな」っと期待させるのです。
Evidence(論拠)とは
実績などを載せてあげます。
雑誌、テレビ、ランキング、レビュー実績などを入れる事で、「信頼感」を与えてあげます。
Advantage(競合優位性)とは
相場と比べてアピール出来る所。
品質や値段や使い心地など、優位に立っている部分を載せてあげます。
デザインにこだわりがあるのならどんなデザインでどこに自身があるのか?
素材ならばどんな素材で何に良いのか?
商品のアピール部分を載せる事で「良い物なんだ」っと思わせます。
Feature(特徴)とは
スペック表になります。
ここを読む段階になると「どのサイズにしよう?どの色にしよう?」など、買うことを前提に読んでいますので、分かっている限り詳細な情報を載せてあげましょう。
商品ページ作りで参考になるのはこちら⇩
中身を知りたい方はこちらに要約記事を書いていますので、参考にしてみてください
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2.商品ページにキーワードを入れる。
売れる商品ページが出来ても認知して貰えなければ購入に繋がりません。
商品タイトルや商品ページにキーワードを入れましょう。
一般的に楽天のSEOではキーワードの並びによる順位の優位性は無いと言われています。
しかし、私自身の体感では商品タイトルの左側にあるキーワード、キーワード同士の並び方により変動している気がします。
商品タイトルに含めるキーワードはなるべく前の方に入れておく方が無難でしょう。
サジェストワードに関しても「ボディバッグ メンズ」で上位にしたい場合には、「ボディバッグ ショルダーバッグ かっこいい メンズ」よりも「ボディバッグ メンズ かっこいい ショルダーバッグ」の方が良いでしょう。
商品タイトルに含めるキーワードにペナルティは無いので、キーワードとして使えそうな物は全て入れた方が良いです。
キーワードを探す場合に役立つツール「kouho」や「ラッコキーワード」と言う物がありますので、kouhoを使って表示されたキーワードをとにかく入れてみましょう。
楽天で検索されやすい代表的なキーワードはこちら
- メーカー名、ブランド名
- 商品名称
- 色、サイズ
- 型番
この辺りは必ず入れておいた方がいいですね。
楽天には『商品名ガイドライン』っと言う商品名を付ける時のキーワードの順番があります。
このガイドラインについて楽天の担当者に聞いた所、「現状では機能していない」との答えだったのであまり気にする必要はなさそうです。
それよりも、現在ではスパムのようにキーワードを詰め込んでる商品名の方が強いと教えて貰いました。
それと、もう1つ大事なのは商品説明文にもキーワードを入れる事です。
商品タイトルではカバー出来ないキーワードは、商品説明文に含める事でよりたくさんの人にアピール出来ます。
3.時間をかける
最後に、上位表示には時間が必要である事。
商品が売れる事で商品ページの力が増え、少し検索に有利になります。
最初は1ヶ月に1つしか売れないけれど、毎月少しずつ売る事で実績が出来、1ヶ月に2個、1ヶ月に3個と売れ始めます。
1ヶ月間の売れた個数や売上が増える毎に検索上位へと移動していくのです。
これは楽天のアルゴリズム「売れる商品を上位表示させる」を考えれば分かると思いますが、楽天側はあなたの商品が売れるかどうか分かりません。
売れるかどうか分からない商品を上位表示させるわけにはいかないのです。
ここであなたがやる事は、楽天に「うちの商品売れてます」と言う事を実績を持って伝える必要があります。
もし、あなたが「そんなに時間はかけれないので手っ取り早く上位表示させて売上作りたい!」っと、思っているのならば手段は1つ。
楽天の広告に頼りましょう。
広告とはお金を払って時間を買う作業、利益度外視で一気に売上を作り楽天の信用を買うのです。
「結局金か」っと思われるでしょうが、投資なくしてビジネスの成功は有りえません。
広告に投資するか、時間に投資するかの差だけです。
楽天で上位表示を目指すのであれば、環境や予算に応じて出来る限り最高の手を使い売上を上げてください。
ただし、広告もむやみやたらに出してみたり、広告マーケティングを知らないデザイン会社に任せっぱなしにすると赤字になります。
『ビックリするほどよく売れる・超ぶっとび広告集』などで、成果に繋がる広告の秘密を理解してから運用してみてください。
楽天市場SEO対策!上位表示させるための3つの方法で紹介した方法のメリット・デメリット
今回紹介した楽天のSEO対策についてメリット・デメリットを紹介します。
実践される前にメリットとデメリットを把握してご活用ください。
楽天市場SEO対策!上位表示させるための3つの方法で紹介した方法のメリット
メリット一覧
- 広告を使わないので、お金を使わずに上位表示できる
- 楽天SEOのアルゴリズムに沿った方法なので圏外に飛ばされるリスクが無い
- 楽天SEOについての正しいノウハウが手に入る
楽天市場SEO対策!上位表示させるための3つの方法で紹介した方法のデメリット
デメリット一覧
- 商品ページのクオリティに左右される
- 地味な作業で即効性は期待できない
- 商品ページを作りこむと時間がかかる
商品ページを改善し、顧客満足を高める事で検索結果を上げる方法となっています。
そのため、どうしても商品ページのクオリティや作る手間が必要です。
しかし、これは楽天SEO対策の正攻法となっているので、続けていく事で正しいノウハウや売れる商品ページの作り方が身につきます。
楽天SEOは、検証と改善を続けていく事で上位表示されるようになってきます。
「どこが悪いのか?上位にいる商品はなぜ上位にいるのか?」をしっかりと考えながら検証と改善を繰り返していきましょう。
楽天SEOで役立つキーワードチェックツール
楽天SEOで役に立つキーワードチェックツールを2つ紹介します。
このツールは、楽天本社に所属する専門のECコンサルタントからこっそり教えて貰ったツールとなっています。
楽天で戦っていくために、しっかりと使いこなせるようになっておきたいですね。
楽天・Amazonで使われてるキーワードが丸わかり『KOUHO.jp』
楽天SEOでキーワード設定する時に役に立つのが『KOUHO.JP』。
Amazonや楽天でよく使われるキーワードを一覧で表示してくれるので、商品名を考える時に役立ちます。
モールSEOに特化したキーワードチェックツールなので、商品名を決める時には利用した方が検索結果で良い結果が現れますよ。
Google検索で使われるキーワードが一覧表示『ラッコキーワード』
Googleの検索キーワードが分かるのが『ラッコキーワード』
モール特化では無いけれど、ラッコキーワードを使ってキーワード設定をする事でGoogle検索経由からの流入が期待できます。
キーワードトレンドなんかも見れるため、自分の販売してる商品がいま人気があるのかどうかも把握する事ができますよ。
楽天市場SEO対策!上位表示させるための3つの方法まとめ
上位表示やSEOについての裏技的な物を求められてきた方にはごめんなさい。
そういった裏技は私の知る限りでは存在しません。
あくまでも正攻法、「売上を上げ実績を作り、検索順位を上げリピーターになってもらう」この繰り返しだと思っています。
あり来たりではありますが、私自身が実際に試した結果「売上を作る」と言う方法で検索順位が上がっていくのを体験しました。
検索順位を上げたいのならば、第一に「売上をどうすれば作れるか?」を考えてください。
そうすれば、あなたの商品は実績と共に上位表示されるでしょう。
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