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ROEとは?経営者が絶対に知っておきたい言葉をわかりやすく解説

経営の勉強中によく出てくるROEって何?調べてみたけど表現が難しすぎてよく分からない。もっと簡単に教えてほしい!

ROEを簡単に説明すると効率的に稼げたかどうかの指標です。

本記事のテーマ

【経営初心者向け】ROEについて具体的に学べる【基本単語】

 

記事の内容

  • ROEとは?
  • ROEとROAの違い
  • ROEで分かる事
  • ROEの体験
  • ROEのまとめ

 

当記事を書いている人は?

ネットショプ店長歴3年の店長ブロガー。

個人事業主として経営・会計もこなす。

社会人の学校「MUPカレッジ」でSNSマーケティングを習得。

ネットショップ向け情報メディア「ECzine」でコラムの担当。

 

読者への前置きメッセージ

本記事は経営初心者向けにROEの解説をしています。

ROEがどういった物か知る事で、自分の会社の経営状況が優れているかどうかを判断する事が出来ます。

 

ROEとは?

ROEとはReturn On Equityの略で、和訳すると自己資本利益率(株主資本利益率)の事です。

自己資本(資本金+企業が上げた利益)に対してどれだけ効率よく儲けているかと言う指標で、上手な経営が出来ているかどうかを数値化してくれます。

 

ROEの計算式

ROE(%)=当期純利益÷自己資本(純資産-新株予約券-少数株主持分)×100

 

ROEの計算式は分解できる

ROE=純利益÷自己資本=売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ

売上高純利益率とは、当期純利益÷売上高

総資産回転率とは、売上高÷総資産

財務レバレッジとは総資産÷自己資本

 

ROEで比較

年商10億、利益1億の会社が2社あるとします。

A社は資本金1,000万円、B社は資本金3,000万円の場合にはA社の方が少ない資本金で大きな利益を生み出しているのでROEが高くなり効率的に稼いでいる会社となります。

 

ROEとROAの違い

ROEとROAの違いは全て自己資本か借入があるかです。

ROEは自己資本に対する利益率の割合で、自己資本とは『株主から集めた資金+会社が生み出した利益

ROAは総資産に対する利益率の割合で、総資産とは『借入+自己資本

ROEとROAは借入があるかどうかが違いとなります。

 

ROAとは?

ROAとはReturnOnAssetsの略で、和訳すると純資産利益率の事です。

その会社が持っている全ての資本、資産、負債の合計から利益率を見て、お金を効率よく回し稼ぐ事が出来る能力があるかどうかの判断材料として活用します。

 

ROAの計算式

ROA(総資産利益率)=当期純利益÷総資産=売上高純利益率×総資産回転率

もしくは

ROA=売上高純利益率×総資産回転率

ROAでは総資産が基準となり、負債も含めた稼ぐ能力が数値化される。

 

ROEで分かる事

企業が自己資本をどのくらい効率的に運用して利益を生み出しているかが分かります。

ROEが高い会社は少ない資本金で効率よく稼ぐ事が出ているので、ROEが高いと経営効率の高い会社、ROEが低いと経営効率の悪い会社である事が一つの指標として分かります。

 

ROEの目安

ROEの一般的な基準値は以下のようになります。

  • 8~10%が一般企業
  • 10~20%が優良企業

ROEが10~20%になるような経営をすると資本金を上手に活用していると判断できます。

 

ROEが低くなる原因

自己資本を増やすとROEは低くなります。

ROEの計算式でもあるように、当期純利益を自己資本で割る事でROEが出てきます。

お金を内部保留すると自己資本が増えてしまうためROEが低くなります。

 

ROEの問題点

ROEには、自社株買いや増配を行うと改善出来てしまう問題があります。

自社株を自分で買う事で資本金(株主から集めた資金+会社が生み出した利益)が減ってしまうので、ROEを上げる事が出来てしまうのです。

株式投資などで指標として見る時には、ROEだけでなくROAも含めた収益性を見る事が大事になってきます。

 

ROEの改善方法5選

増配をする

配当を増やすと自己資本が減少し、売上高純利益率が増加するのでROEが高くなる

 

コストを削減する

コストを削減する事で売上高純利益率を増加させてROEが高くな

 

設備投資をする

事業拡大のために設備に投資をすると収益性向上とコスト削減が出来るためROEが高くなる

 

M&Aを実施する

儲けている企業を買収する事で純利益が上がり、大幅なコスト削減出来るためROEが向上する

 

株主から見るROE

株式投資ではROEは買いの指標と一つとして参考に出来ます。

なぜなら、利益が同じ場合、自己資本の少ない方がより効率よくお金を使っている経営上手である事が分かるからです。

デメリットとしては自社株買いなどで一時的にROEを引き上げる事も出来るのでROE単体で判断するには危険性もあります。

ROEだけで判断せずに指標の一つとして参考にする事がおすすめです。

 

ROEの活用体験

ROEは自分の経営が優れているかどうかを判断するために使えます。

実際に私のROE活用方法をお話すると、楽天ショップを運用する時の資本金1,000万準備しておき、前年比の利益が確定した時にROEを出します。

前年比の楽天の利益が300万円だったのでROEは30%、受発注運営で在庫を持たなくて良かった分、余計なコストが無くROEが高いのでしょう。

経営指標としては中々良いと判断出来ます。

ROEを出す事で自分の経営に無駄がないか把握し、上手な経営が出来ているかの指標として使用します。

 

ROEのまとめ

ROEは、自社のお金の使い方が上手に出来ているかどうかの指標の一つです

ROE(%)の計算方法は『当期純利益÷自己資本(純資産-新株予約券-少数株主持分)×100』で出す事が出来、資本金の金額によってROEが変動します。

無駄なコストかかかっていないか?お金をうまく回せているか?会社を経営する時の一つの指標として活用してみてください。

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井川 裕輝

ネットショップ総合管理職3年の経験を経て独立、現在は法人代表。小規模低予算少人数でのネットショップ立ち上げ経験が最も多い。

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