こんにちは。現役のネットショップオーナーとして月商1500万円のショップを運営し、ECアドバイザーも行っている井川です。
今回の記事はこちら
ネットショップ店長が選ぶ運営に役立つ実践的なおすすめ本13冊
の紹介です。
ネットショップ運営に役立ちそうなおすすめの本とか紹介されていないかネット上で探すと、「本当に読んでんのか?」って思うような入門書を紹介しているサイトが多くて物足りない経験をした事がないでしょうか?
そもそも、ネットショップをオープンする時にネットショップの運営の仕方はネットショップ開業サービスを行っている会社がマニュアル本作ってたり、直接教えてくれたりするので必要ないんですね。
当記事ではそんな入門書ではなく、現役のネットショップ店長が実際にネットショップ運営するために役に立ったと感じた本を紹介していきます。
売れるネットショップ開業 運営 ECコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則
書籍名 | 売れるネットショップ開業・運営eコマース担当者・店長が身につけておくべき 新・100の法則 |
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著者名 | 坂本悟史、川村トモエ |
出版社名 | 株式会社インプレス |
出版年 | 2010年5月21日 |
ページ数 | 231ページ |
対象 | 初心者向け |
売れるネットショップ開業・運営eコマース担当者・店長が身につけておくべき 新・100の法則の内容
- 空回りしないためのネットショップの基本の法則
- 商品タイプを踏まえた集客の方法
- 店舗コンセプトを生かした接客の法則
- 「長く売れる」ための追客の法則
- 成長段階別・運営実務の法則
前半はネットショップ運営に関する基本的な知識や考え方ですが、後半部からは実戦的なメルマガ戦略や商品ページの作り方、売上を伸ばすためのコツなどが書かれています。
ネットショップ運営の基礎から集客の法則、接客やリピーター対策にネットショップ運営の心得的な要素も含まれた濃密な内容。
私が運営しているネットショップでも商品ページの作り方はこの「新・100の法則」に書かれたセールスコピーをベースに作っています。
「新・100の法則」が1冊あればネットショップ運営に関する知識はほぼ網羅できます。
ZERO to ONE
マーケティング、ビジネスのコアとなる考え方を学ぶ事が出来る書籍です。
マーケティング向けの本として読むには内容とヒントの取り方が難しいプロ向けの話が多めとなっています。
実際にあった色々なビジネスの話を短編集として短くまとめた物を多数紹介している本で、内容が濃いため自分の中に落とし込むのに時間はかかります。
ネットショップ運営で役立つ学びと気づきの多い1冊となっていますので、おすすめさせて頂きます。
ユダヤの商法
日本マクドナルド創業者である藤田田氏が書いた「ユダヤの商法」と言う本です。
「ユダヤの商法」はネットショップだけでなくビジネス全般について書かれていて、私が知り合った商社勤めのビジネスマンの8割以上の人が読んだ経験があるほど有名な本です。
藤田田氏の歴史的な要素の強い本ですが、ビジネスとはどういう事か?儲けるためにはどうすればいいのか?っと言った事を教えてくれる1冊になります。
薄利多売から脱却したい!そんな人におすすめの本です。
ネットショップ店長が集まるセミナーやパーティーなどで話題にだすと「ああ、あれ良いよね~」なんて話のタネにもなりますよ。
マンガでわかるWEBマーケティング WEBマーケッター瞳
漫画形式でWEBマーケティングとはどういう物かを説明してくれる本です。
「WEBマーケッター瞳」に関しては情報サイト「Web担当者Forum」で無料で見る事が出来るので無理に買う必要はありません。
横文字が多く、文字だけだと難しくて分かりにくいWEBマーケティングの世界をマンガ形式にしているため、サラリっと読む事が出来るのでWEBマーケティングの知識が頭に入りやすいです。
他にもSNS戦略や法律に関する情報も「Web担当者Forum」ではマンガで読む事が出来るので文字ばかりの本だと読む気が起きないって人におすすめです。
沈黙のWEBライティング
一時期話題になったWEBライティングの関するWEBノベルです。
こちらも公式サイト「沈黙のWEBライティング」で無料で読む事が出来ます。
WEBライティングとは書いていますが、実際にはコピーライティングの技術はそこまで出てず、どちらかと言うとWEBマーケティングよりの話になっています。
ネットショップを運営する上でWEBマーケティングは必須な知識となっているので、WEBマーケティングの基礎知識を物語調で頭に入れたい時に読む本です。
すでにWEBマーケティングを知っている人からしたら物足りない本となっていますが、物語として面白くコピーライティング技術の1つ『ヒーローズ・ジャーニー』の構成で書かれているので文章の書き方も学ぶ事が出来ます。
最強のコピーライティングバイブル
コピーライティングの本は「最強のコピーライティングバイブル」1冊で十分じゃないか!ってほどに文章の書き方についての内容がぎっしり詰まった本です。
ネットショップ運営は画像と文章でしかお客様に良さを伝える事が出来ないので、売るための文章構成を学ぶのであれば絶対に知っていなければいけない情報満載。
「最強のコピーライティングバイブル」1冊あればネットショップ用の商品ページはもちろん、ネットショップ集客するためのブログやSNSに投稿するための文章の作り方まで活用出来ます。
キャッチコピーやセールスコピーの型なども紹介されていて、実践ですぐ使える良書です。
最強のコピーライティングバイブルのレビューが知りたい時はこちら
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最強のコピーライティングバイブル要約レビューと活用方法
文章を使ってもっと売上を上げたいけど、文章書くの苦手だし自信がないなぁ~。自分の文章力を上げて売上を作る方法って何かないのかな? 本記事では、『最強のコピーライティングバイブル』を使って文章力を飛躍的 ...
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バカ売れキラーコピー
キャッチコピーについて専門的に書かれた本です。
読者をどうやって魅了するか?読者が気になる言葉は?実例も含めて解説があるのでわかりやすい内容となっています。
メルマガのタイトルを作るのが苦手な人なんかは「バカ売れキラーコピー」を読む事でキャッチコピーを作るレベルが上がってメルマガの開封率が上がる事でしょう。
1ページの文字数が少ないので文字ばかりの本が苦手な方でも読みやすい文字数になっています。
マンガでわかる!5W1H思考
ネットショップ開業から商品ページ作りやバナー作成にまで応用可能な5W1Hについて教えてくれるビジネス系マンガです。
シンプルだからこそ奥が深く、物事の本質を教えてくれる1冊です。
ビジネス書ではありますが、そこまで硬い表現はなく漫画を読むような感覚で5W1Hの使い方が習得出来ます。
ノンデザイナーズ・デザインブック
商品ページやバナー作成に必須のデザイン知識が書かれており、「ノンデザイナーズ・デザインブック」を読んでいればデザインの基礎は習得できます。
最近はロジカルシンキングからデザインシンキングの流れになっており、デザイン知識と言うのもビジネスマンの嗜みとして必要になっていますので、ネットショップ担当者でなくても読んで貰いたい1冊です。
「ノンデザイナーズ・デザインブック」を読んでいるかどうかで自分のネットショップの利便性が大きく変わってきます。
指名され続ける力
No.1キャバ嬢の書いた本で一見ネットショップ運営に役に立たなそうに見えますが、内容としては『接客・プライド・信頼』など主に店舗の接客に関する話を聞く事が出来ます。
エンターテイナー的な視点からブランディング・リピーター戦略的な情報を得る事が出来るのと、軽くですがWEBマーケティングやSNSマーケティングの実例も載っています。
本人はそこまで意図せず書いたのかもしれませんが、WEBマーケッター視点から見てもかなり鋭く重要な内容が含まれた本となっています。
俺か、俺以外か。ROLAND
歌舞伎町No.1のホストであるローランド氏の本です。
内容的にはブランディング的な話でもありますが、この本で一番重要なのは『カリスマ性』についてです。
いま現在のネットの情報やSNSで人気のあるインフルエンサーに共通しているのが『カリスマ性』で、『カリスマ性』を見せる事で強いファンを獲得する事が出来ます。
具体的に『カリスマ性』について語るなら圧倒的な自信、心理学的にも自信のある人の発言と言う物は無条件に信頼される傾向にあります。
発言に自信を持つ重要性を教えてくれる本になります。
『俺か、俺以外か。ローランドと言う生き方』のレビュー記事はこちら
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俺か、俺以外か。ローランドという生き方【要約レビュー】
自分に自信が持てない。ローランドのように自信あふれる自分になりたい。でも、どうすればローランドのように自信をもった人になれるのだろう? ホスト界の帝王と言われるローランド。そんなローランドのように成功 ...
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フレームワークの使い方がわかる本
今回紹介した本全てをまとめ上げるのが「フレームワークの使い方がわかる本」。
ネットショップの運営方法も商品ページデザインも文章の書き方も全てフレームワークと言う名のテンプレートが存在しています。
このテンプレートを知っている人は作業効率と成果が爆上げ状態になり、さらにテンプレートを磨く事で知らない人達と圧倒的な差が生まれます。
そんなフレームワークの重要性を知ってほしくて一番最後に紹介させて頂きました。
コンテンツ・マーケティング64の法則
ネットショップもネット上で物を提供する以上、お客様に満足してもらえるような良質な商品ページを作る必要があります。
お客様は商品ページの情報だけでしか商品の良し悪しを判断する事が出来ないので、商品ページだけでいかに満足してもらえるかのコンテンツ力が重要視されるのです。
そこでコンテンツとは何か?どうやって作るのか?コンテンツについての理解を深めてくれるのが『コンテンツ・マーケティング64の法則』になります。
お客様に満足してもらうための良質なコンテンツ作りを目指す方はこちら
まとめ
今回は、
ネットショップ店長が選ぶ運営に役立つ実践的なおすすめ本13冊
について紹介しました。
ネットショップ運営の方法、マーケティング、文章の書き方、デザインの作り方、ネットショップ運営に必要な心構えが今回紹介した本で学ぶ事が出来ます。
当記事はネットショップ運営のプロとして必要な本を集めましたので、ネットショップ担当者としてワンランク上に行きたい人にはぜひ読んで頂き、ネットショップの売上アップに活用して頂けると幸いです。