本記事では名刺に関する悩みを全て解決します。
本記事のテーマ
【ネットショップで独立した人向け】名刺の基礎知識【名刺についての悩みが無くなる】
記事の内容
- 名刺とは?
- 名刺作成の方法
- 名刺交換のやり方
- 名刺入れ
- 名刺管理ツール
- 名刺の処分方法
- 自宅兼事務所の場合には住所の記載は必要か?
- 名刺の基本知識まとめ
読者への前置きメッセージ
本記事はこれから独立を目指すネットショップ店長のために書いています。
本記事を読む事で、名刺の作り方・名刺デザイン・名刺管理ツール・名刺交換など、ネットショップ店長に必要な名刺の基本知識を知る事が出来るため、名刺について迷う事なく独立準備をする事ができます。
名刺とは?
名刺とは、自分が何者であるかを相手に伝えるための手段であり、商談の時にも相手の名前を間違えないように出来る名札としての役割を持っています。
1対1で話しをする場合ですと名前を間違えるような事はありませんが、1対3のような相手方が複数いる場合には初対面の状態で名前だけ聞いて覚えるって難しいですよね?
そこで名刺を使う事で初対面でも相手の立場や名前を間違える事なく話しを出来るようになります。
特にネットショップ店長と言う立場の場合には、初対面で合う人の方が多くなりがちなので名刺は非常にありがたいツールとなっています。
自分が誰なのかを伝える事も出来ますが、相手が誰かをしっかりと把握するためにも活用出来るのが名刺です。
名刺作成の方法
会社員時代とは違い、個人のネットショップ店長は自分で名刺を作る必要があります。
この章では名刺の作成方法について紹介しています。
名刺サイズ
日本の名刺は91mm×55mmが標準の名刺サイズとなっています。
デザイン系の会社の場合にはユニーク型名刺と言って名刺の形やサイズが標準とは全然違う場合などもありますが、そういった名刺は一般的な名刺収納ボックスで管理しづらかったりするので日本標準の91mm×55mmでの作成を個人的にはおすすめしています。
名刺デザイン
名刺のデザインは一番悩む所ですね。
一般的に名刺デザインを決める手段は2つ、『デザイナーへの依頼』もしくは『名刺デザイン作成ツール』になります。
名刺デザインをデザイナーへ依頼する
名刺デザインをデザイナーへ依頼方法としては、『近くにあるデザイン会社へ依頼する方法』と『ネットで名刺を作ってくれるデザイン会社を探して発注する方法』があります。
どちらを選んだ方がいいのかと言うと、『名刺デザインを得意としているデザイナー』へ依頼した方が質の良い物が仕上がります。
なぜかと言うと、一言でデザインと言ってもデザイナーによってデザインする物の得意不得意があります。
事業としてデザイナーをやっている以上は不得意なジャンルでも「出来ます!」と言って仕事を取る必要があるので、聞いたら必ず受けてはくれます。
ただし受けてくれるのと質が良い名刺が出来るのは別の話しなので、個人的には名刺作成を得意としているデザイナーへ依頼するのが一番安心出来ます。
デザイナーへ名刺デザインを依頼する場合の相場としては、
- フリーランサー・・・5,000円~30,000円
- デザイン会社・・・30,000~100,000円
が相場となっています。
自分で調べてみても良いデザイン会社の見分けがつかない!
そんな時には私が作る事が出来ますので、お問い合わせフォームよりぜひご依頼ください。
名刺デザイン作成ツールで自分の好きなように作る
そんな要望にお答えするために名刺を自分で作れるデザインツールをまとめました。
ELECOM『らくちんプリント』
ELECOMが運営している『らくちんプリント』と言う名刺作成ツールです。
パソコンにダウンロードして使う方法と、WEBサイト上で作成する方法の2種類があります。
実際に使ってみて感じたメリットとして、シンプルな背景白の名刺であれば『らくちんプリント』でも十分活用出来るかと思います。
しかし、背景がフルカラーとかこだわったデザインを作ろうとした場合には、印刷時にズレが起こって印刷がうまくいかない場合があります。
文字だけのシンプルな名刺を作りたい時には安く作る事が出来ます。
コクヨ『合わせ名人』
コクヨが運営管理している『合わせ名人』では名刺テンプレートが5,000以上も用意されており、文字の整列や画像挿入も簡単に行えます。
使い方なども動画で紹介されていて理解しやすいので、初心者でも簡単に使えるようになります。
名刺サイズに最適化された状態で印刷画面が表示されるので、直感的に使えます。
名刺テンプレートが豊富な『Freepic』
名刺テンプレートを使って手持ちのデザインソフトで簡単に名刺が作れる素材サイト『Freepic』です。
名刺作成ソフトでは無いのですが、「日本の名刺デザインってなんだか地味でパッとしない。もっと最先端な名刺を作りたいな」って時には海外のデザイナーが配布してくれている名刺用のテンプレートを手に入れる事が出来ます。
手持ちのデザインツールで簡単に先進的な名刺デザインを作る事が出来るので、jpgに保存して名刺サービスを利用して印刷します。
ある程度デザインツールに慣れている人であれば、名刺ツールを使わなくても場所調整するだけで手持ちのデザインツールで印刷する事が可能です。
実は名刺ツールを使うとズレ調整がしにくいのでIllustratorのようなデザインツールで調整した方が楽にズレの調整が出来たりします。
名刺印刷サービス
名刺デザインが完成した後に名刺を印刷する方法を紹介します。
楽天で名刺の印刷を依頼する
楽天では名刺作成をしてくれるお店がたくさんあります。
【名刺 作成】と言うキーワードで検索した物が以下のリンクです。
メリットとしては楽天でポイントが付いて安く購入出来るようになるのですが、デメリットとしては楽天は名刺作成サービスのお店を開くための機能が無いため融通が効かない所です。
例えば、オリジナルの名刺を作ろうと思った場合にはjpgもしくはaiファイルを直接お店の人に渡して電話やメールなどでやり取りする必要があります。
楽天ではaiファイルなどを直接メールで送る事が出来ないので、ファイルを送るのに結構手間がかかります。
名刺通販ドットコム
テンプレートから選ぶ簡単名刺から自分だけのオリジナル名刺まで作る事が出来る『名刺通販ドットコム』
独自ショップで運営しているので名刺の発注までが非常に楽で料金も分かりやすいです。
即日発行などにも対応してくれているので「すぐ名刺が欲しい!」って時にも活用出来ますね。
名刺通販ドットコムを実際に利用してみた体験談を書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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名刺通販ドットコム体験レビュー
って言う人のために、名刺を作ってくれるネットショップ『名刺通販ドットコム』を体験してきました! 名刺通販ドットコムとは? 名刺通販ドットコムは株式会社ウィズアスが運営してい ...
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whoo
ちょっとオシャレなユニーク名刺が欲しい人向け『カスタムデザイン名刺【whoo】』
世界中のデザイナーが作ったユニークでおしゃれな名刺テンプレートを使って自分だけの特別な名刺を作る事が出来るサービスです。
印象付けたいフリーランサーやデザイナー職の方にぴったりの名刺作成サービスを提供してくれています。
自宅プリンターので名刺印刷
自宅プリンターでも名刺印刷は可能です。
楽天でも名刺用紙が売っているので、それを購入すれば簡単に自宅で印刷する事が出来ます。
ただし、デメリットとしては紙の質に問題があったり名刺の切り口が汚くなったりします。
私も自分で作った事はありますが、名刺の質が悪かったため印刷業者へ依頼する事になりました。
それでも安く作りたいと言う方はデメリットを理解した上でご利用ください。
どんな物か一度見てから購入した方がいいので、最初は100枚くらいの安い物で試してみるのがオススメです。
SNSリンクを付けたい場合
「名刺にSNSリンクを付けたいけれど、複数入れるとデザイン的にちょっと・・・。」って時にはSNSリンクをまとめて表示する事が出来るQRリンク『linktree』を使うと名刺がスッキリします。
linktreeはQRでとんだ先に複数のリンクを一覧で表示出来るページが用意されています。
あとからリンクを入れ替えたり表示順位を変更させたりする事が出来るので、リンクが変更する毎に新しい名刺を渡さなくてページの中身を更新出来る優れものです。
名刺交換のやり方
名刺交換のやり方は複数ありますが、現在一般的に行われているのは同時に交換する方法です。
右手に自分の名刺を持ち、名乗りながら差し出す。
相手が名乗りながら自分の左側に向かって名刺を差し出してくる。
「頂戴いたします」と言って、右手の名刺を渡しながら同時に左手で相手の名刺を受け取る。
どこの商社へ行ったとしても現在では上記の方法が主流となっています。
名刺を受け取ったらその名刺を自分の名刺入れの上に重ねて机の上、自分から見てちょっと右側に置いておきます。
名刺入れ
名刺入れについては自分の好みの物を利用して大丈夫です。
私の知り合いは自分で作った革の名刺入れを使っていたりして、結構自由にしています。
とはいえ、初めてだとどんな物が良いか分からないと思うので、私の個人的なオススメ名刺入れを紹介します。
メンズ
コードバンの名刺入れは光沢があるため値段が安くてもそこそこ上品に見えます。
とくに名刺入れは人の目に触れる機会が多いので、安っぽい物よりはちょっと高級に見えた方が良い印象を与えます。
全年齢誰が持っていても無難に見えて使い勝手が良い名刺入れです。
吉田カバンはブランドながらも値段も安くお手軽に購入出来ます。
品質は良いのですが、デザインがちょっと若者向けなので自分の年齢に合わせてみてください。
個人的に好きなのは『YUHAKU』と言うブランドです。
色合いが独特で宝石のようなデザインが特徴的なレザーメーカーです。
少しばかりお値段は高いですが、独特の色合いで印象を与える事が出来ます。
名刺ボックス
名刺ボックスは人に見せるような物ではないので使い勝手を最優先に考えてブックス型をよく使っています。
名刺を探す時にも探しやすいし、名刺同士が触れ合う事が無いので名刺が傷まずにすみます。
ジャンル分けして入れておくとより管理しやすくなりますね。
名刺管理ツール
名刺を名刺ボックスの中に保管しておくだけだと必要な時に探すのが大変ですね。
そこで役立つのが名刺管理ツールです。
スマホアプリとしてたくさんの種類があるので、その中でもおすすめ『eight』をご紹介します。
名刺管理ツール『eight』
名刺管理ツール『eight』はスマホで名刺を撮影するだけでAIが自動的に判断して名刺をデータ化してくれます。
名刺が行方不明になったり、たくさんある名刺の中から名刺を探さなくても検索ワードを入れると絞り込んでくれます。
『eight』はビジネスマン必須アプリになっているので、絶対入れておきたいアプリですね。
名刺の処分方法
名刺を処分する時には必ずシュレッダーで粉々にする必要があります。
名刺には個人情報がたくさん含まれていますので、そのまま捨てると誰かに拾われて勝手に使われたりする危険性があります。
私が個人的におすすめしているシュレッダーはアイリスオーヤマのシュレッダーになります。
アイリスオーヤマのシュレッダーはもう5年くらい、しかもかなり荒い使い方をしていますが壊れる様子もありません。
値段も安く結構丈夫なので名刺以外にも個人情報の書いてある物を捨てる時に役立ちます。
自宅兼事務所の場合には住所の記載は必要か?
個人のネットショップ店長の名刺だと自宅が事務所と兼用しているために住所を載せたくない場合もあるでしょう。
そんな時には住所無しの名刺でも大丈夫です。
企業対企業の場合だと信用性の面で住所は必須になりますが、個人でしかもフリーランサーを名乗っている場合にはそこまで重要視されていません。
私は不特定多数の交流会では住所無し、企業との話しの時には住所ありと使い分けて使っています。
企業に渡す時には特に住所を晒した所で何かが起こるような事は無いと言う判断ですね。
名刺の基本知識まとめ
本記事では名刺の基本知識
- 名刺の作り方
- 名刺交換
- 名刺入れ
- 名刺の処分方法
について紹介しました。
ネットショップ店長として名刺が必要だけど名刺の知識が足りない時にはぜひともご活用ください。