商品ページに入れたいのなら【結起承転】にした方が売れますね。
本記事では、商品ページに起承転結を組み込んで物語の力で商品を売る方法をお伝えします。
本記事はこんな方におすすめ
- ネットショップ担当者向け
- ネットショップの商品ページを作りたい人向け
- ネットショップの売上をもっと上げたい人向け
物語の力を使う商品ページの作り方
漫画とか小説とかドラマとかの一般的な物語って「起承転結」が基本なんですけど、だからといって商品ページで『起承転結』を使うと失敗します!
なぜ『起承転結は失敗するのか?』
それは、ダラけてユーザーが逃げてしまうからです!
『起承転結』はユーザーが逃げる!
『起承転結』を使うと読者や見込み客が逃げてしまいます。
そもそも、
商品ページを見に来たお客さんってドラマや漫画を見に来たわけでなく、『自分にとって必要な商品かどうか?』を判断するために商品ページにやってきてるんです。
『自分にとって必要な商品かどうか?』を知りたいのに
「この商品の成り立ちは~」とか「私がこの商品を作った理由は~」とか言われても興味ないんですね。
なので、
「この商品を購入したらこうなります!」
って言う結論からズバッと伝える。
結論から伝え「この商品は自分に必要そうだ!」っと思わせる事で、初めて次のステップを踏む事が出来ます。
『結起承転』で悩みに直接アプローチ!
結論から話して必要かどうかを判断させる。
ネットで商品を探してる人って『ちょっとでも気に入らない』とか『思ったのと違う』って言う理由だけですぐ離脱しちゃうんですよ。
それこそ、最初に表示された画像イメージが違うってだけでブラウザバックしちゃうので、3秒以内に興味を惹かないといけない。
だからこそ、
これから起こる事をダラダラ説明するのではなく、ズバッと結論を出して【必要】か【不要】かを即判断させる!
結論の時点で【必要】だと思って貰えたらページを最後まで読んで貰える可能性が高くなるので、商品ページ内で物語の力を使う時には結論から伝えるようにしましょう。
商品ページの構成要素
商品ページを作る時に必ず入れておく必要がある要素について説明しますね。
それが以下の7つ
- キャッチコピー
- 商品・サービスの解説
- 口コミ・レビュー
- 使い方
- 梱包方法
- よくある質問
- 購入ボタン
具体的にどういう事なのか話していきます。
キャッチコピー
商品の魅力を短い文章でインパクト強く伝える!
それがキャッチコピーの役割です。
例えば、
「宮崎県産卵を使った濃厚プリン」よりも「ふんわりトロトロ宮崎ブランドの卵を使った濃厚プリン」の方がよりキャッチーな文章になります。
これ、前者と後者がどう違うのかと言うと、前者は商品の説明をキャッチコピーにしてるんですね。
実際にお客さんが「宮崎県産卵を使った濃厚プリン」ってコピーを見た時に
「だからなんなん?」
って思われて終わりです。
なので、商品の説明ではなく体験や感想などの感情を揺らす言葉を使うとよりキャッチーな文章を作る事が出来ますよ。
売れる商品ページについてはかなり色々なノウハウがあるので、別ページにまとめました。
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商品・サービスの解説
商品・サービスの説明って言うのは、『商品の良さ』だったり『商品のメリットやデメリット』などの商品についての情報です。
商品の写真だけだと分からない情報を入れてあげるとより購入欲求を高める事が出来ます。
口コミ・レビュー
キャッチーな文章も書いたし商品の説明も完璧!
だとしてもまだお客さんは購入しません。
なぜかと言うと、『不安』だからです。
「購入して大丈夫かな?失敗しないかな?」って言う不安感が購入の手を止めてしまいます。
なので、
口コミやレビューなどの第三者意見を使って安心感を作ってあげるわけです。
口コミやレビューがあるだけで購入の敷居をグッっと下げる事が出来ますよ。
使い方
商品の使い方を紹介するのも良いでしょう。
例えば、カメラを売りたいならカメラの設定方法と共に完成した写真を紹介するとか。
具体的な使い方が分かると、購入前と購入後のギャップを減らす事が出来るのでトラブルを起こしにくく出来ます。
梱包方法
ギフトなどプレゼントとして買われるような商品には梱包方法を記載しておくと購入率が向上します。
人にプレゼントするって言う事は、キレイに包まれた状態で届いて欲しいと言うニーズがありますよね。
なので梱包方法を写真付きで載せる事で「こんなに丁寧に梱包してくれるなら安心できる」っと思って買って貰えるわけです。
よくある質問
購入後の質問が多い商品は商品ページに載ってる情報が不足しています。
かと言って、質問全部を画像付きで商品ページに載せる事って難しいですよね?
そこで、『よくある質問』と言うコーナーを作っておいてまとめてしまいましょう。
『よくある質問』っと言うコーナーにまとめる事で文章だけで済むし、修正や追加もしやすくなるので便利ですよ。
購入ボタン
最後に購入ボタンですが、購入ボタンが無いと買う事が出来ないので必須ですね。
とはいえ、一般的なネットショップ開業サービスやモールは最初から機能としてついてるので気にする必要は無いでしょぅ。
今回は起承転結をストーリに組み込むタイプの商品ページ構成を書いてみましたが、実は商品ページには他にも『物販系商品ページ』と『お悩み系商品ページ』という構成が存在します。
この、『物販系商品ページ』と『お悩み系商品ページ』についても軽く紹介していきますね。
物販系商品ページの基本構成『BEAFの法則』
物販系商品ページでよく使われるのが『BEAFの法則』と言う物で
- Benefit(購入メリット)
- Evidenced(論拠)
- Advantage(優位性)
- Feature(特徴)
の順番に作る商品ページです。
一般的なネットショップ用商品ページでは『BEAFの法則』が使われます。
お悩み系商品ページの鉄板構成『PASONAの法則』
お悩み系商品ページで使われるのが『PASONAの法則』もしくは『新・PASONAの法則』と言うもので
- Problem(問題提起)
- Affinity(親近感)
- Solution(解決策)
- Offer(提案)
- Narrow Down(絞り込み)
- Action(行動)
の6つの構成によって作られます。
主にダイエットや健康食品などのお悩み系で商品に使われやすい構成ですね。
少し作り方が難しいのでPASONAの法則を使う時には慣れが必要かもしれません。
売れる商品ページ構成のノウハウを別ページにまとめてるので、こちらも参考にしてみてくださいね。
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商品ページ+○○で売上が倍増!?
実は、商品ページにLステップで顧客対応を自動化したLINE公式アカウントを使う事で売上が倍増します。
どういう事かって言うと、商品ページって基本的には受け戦略って言われていてお客様が商品ページに来てくれないと売れないんですよね。
そこで、LINE公式アカウントを使う事で攻め戦略を作っていくわけです。
LINE公式アカウントにLステップを入れるとLINE公式アカウントが自動で顧客対応をしてくれるようになるので、顧客育成をしてから商品ページへ誘導するような事が出来るようになります。
で、顧客育成をした見込み客って言うのは購買意欲が通常よりも高い状態で商品ページへ誘導されるようになるので、単純に購入率が上がるわけです。
具体的にどういうことかって言うと、
通常状態で商品ページに訪れただけだと購入率1%ですが、LINE公式アカウントでしっかり顧客育成をしておくと購入率が2%や3%に上がります。
購入率が2%や3%になるって言う事は単純に売上が2倍や3倍に上がるわけです。
最近はYahooショッピングでもLINE公式アカウントを導入してますし、今後どんどんとLINE公式アカウントを使った戦略が重要視されていくでしょう。
LINE公式アカウントにLステップを入れるとどんな事が出来るのか別ページにまとめているので、こちらも参考にしてみてくださね。
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商品ページに起承転結を使って売上UPする方法まとめ
商品ページに物語の力を使って売上を上げるには『起承転結』ではなく『結起承転』!
ズバッと結論から話して「この商品をあなたに必要ですよ」って事を伝えましょう。
それさえ間違えなければ後は商品ページの基本構成『BEAFの法則』や『PASONAの法則』と組み合わせて商品ページを完成させるだけです。
さらに「売上を上げたい!」とか「購入率を上げたい!」って時にはLINE公式アカウントを組み合わせるとよりGOOD!
しっかりとファン化した状態で商品ページに誘導すればより売れる商品ページの完成です。