こんにちは。ネットショップ運営には「心理学が重要だ!」っと思って心理学の本を30冊ほど読破した井川です。
本記事の内容は
お客様の心を掴むショップ作り「人心掌握」の技術
についてのお話です。
人心掌握と言う言葉を聞いた事が無い人のために簡単に説明すると、「相手の心を読み、自分の理想とする方向へ向かって導く技術」の事です。
心理学を使って物事を有利に進めるようなものですね。
人心掌握の方法は至って単純
- 与えて欲しい人に与えてあげる。
- 見て欲しい人を見てあげる。
- 認めて欲しい人を認めてあげる。
- 奢ってあげたい人に奢ってもらう
- 教えたい人に教えて貰う
その人がして欲しいであろうアクションを行う事で信頼を得る方法です。
間違った人心掌握について
人心掌握は相手のして欲しい事をやってあげる技術ですが、タイミングを間違えると「相手のして欲しい事をやってあげている自分を押し付ける」形になります。
例として間違った人心掌握
「ウィンドウショッピングしているだけなのにやたらと声をかけてくる店員」
気を利かせてくれているのだと思いますが、なんか気まずくなりますよね。
いま一人で見たい気分なの!ってなって購買意欲が低下します。
正しい人心掌握の例は
「商品について詳しく聞きたい時に声をかけてくれる店員」
ちょうどいい所に!って思って思わず買っちゃいますよね。
商品について聞きたいお客様は店員を探す行動をするはずなので、そういった時に声をかけると信頼感が生まれやすいです。
人心掌握は「相手のして欲しい事」をして「相手の心を掴む」技術なので独りよがりな押し付けにならないよう注意が必要です。
ネットショップで使う人心掌握の技術
ネットショップの人心掌握では「ペルソナ(具体的なターゲット)」を設定します。
例えば、「結婚して7年目の32歳男性、飲み会が多く気付いたらお腹に脂肪が!かわいい子供にも脂肪を指摘され痩せる事に意識はあるけれど、ダイエットは辛いなぁ」っと思っている人をターゲットにした場合、「ダイエット 辛い」と言うキーワードがあるので「楽 簡単」と言うワードで商品を探しそうです。
他にも結婚7年目の子供と言う事であれば子供の年齢は4~6歳くらいでしょうか。
子育て世代で時間的な余裕も少なそうなので、「時間をかけずに簡単に痩せる事が出来る方法」を与える事で心を掴む事が出来そうです。
そんな方法があれば私が教えて欲しいですが。
相手が求めているキーワード・求めている情報・求めている未来を提示する事で、訪れてくれたお客様の心を掴む事がネットショップの人心掌握になります。
まとめ
ネットショップにおける人心掌握、人の心を掴む方法とは「お客様を想像し、お客様の求めている情報をしっかり伝えているか?」を考える事です。
お客様の求めている情報が不足している場合、購入に繋げるための説得力不足でページから離脱してしまいますし、逆に多すぎる場合には途中で見るのが嫌になってしまいます。
ページに訪れてきたお客様の事を考え、過不足のない商品ページを作る事が重要です。
お客様が求めている情報を考えた商品ページ作りをしてみてください。