当記事では本当にネットショップの初心者に役立つ本である「売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則」の紹介をしています。
本記事のテーマ
【ネットショップ初心者向け】ネットショップ運営の全てが解る本の紹介【ネットショップに必要な基礎知識が理解出来る】
記事の内容
- 売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則とは?
- 著者プロフィール
- 新・100の法則の要約
- 新・100の法則を実運営で活用してみた
- 新・100の法則の個人的評価
- 新・100の法則のまとめ
読者への前置きメッセージ
本記事はネットショップ初心者に向けて書いています。
本記事を読む事でネットショップ初心者が読むべき本が分かり、本に書いてある情報を活用する事でネットショップ運営が劇的に改善します。
実際に私も新・100の法則から多くの事を学び、新・100の法則に書いてある商品ページの作り方を真似した所、購買率が10%超えの商品ページを作る事が出来ました。
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則とは?
ネットショップを運営していて気づかない間にやってしまっている失敗パターン、失敗しているお店を立て直す方法、ネット通販だからこそ出来る不景気でも強いネットショップの強みを生かした販売方法についてまとめられている1冊です。
ネットショップ運営に必要な基礎知識から実際にどうやって運営・販売していけばいいのかを各項目にわけて簡潔に教えてくれます。
ネットショップを開いたはいいけれど、なかなか売上も上がらないしお客さんも見に来てくれないって言うショップ担当者の悩みはこの1冊が解決してくれます。
著者プロフィール
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則を書いた著者を紹介します。
坂本 悟史
コマースデザイン株式会社 代表取締役。元楽天のECコンサルタントとして800店以上のショップをコンサルし、様々なヒット商品誕生に貢献。
2008年2月にコマースデザイン株式会社を設立して、その後もECコンサルタントとして活動したり企業内コンサルや「コンサルのコンサル」なども行う。
トップアフィリエイターとしての実績もある。
川村 トモエ
コマースデザイン株式会社 取締役。キャッチコピーやメルマガなどコピーライティングの業務を主に行っている。
徹底した商品リサーチを行う事で、川村氏の発行したメルマガは1通で通常の5倍以上の売上を記録するなど成功事例を多数持っている。
コピーライターとして高い実績を持つ。
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則の要約
本の内容について、各章毎に簡潔に説明します。
濃度の濃い本となっていて簡単に伝えれる物ではありませんので、全部の内容を知りたい方はこちらから購入して読んでみてください。
第1章 空回りしないためのネットショップの基本の法則
この章では、ネットショップ運営に最低限必要な知識について説明されています。
主に『集客』『接客』『戦略』についてを説明しており、ネットショップのタイプ別で戦略方法が変わる事を説明しています。
特に知りたいのは『ブランド商品』『型番商品』『オリジナル商品』についての販売方法ではないでしょうか?
販売する商材によっても商品ページ上で伝える内容がまったく異なりますので、「どういう売り方をすればいいのかな?」っと悩んでいたショップ担当者にはかなり刺激的な内容となっています。
具体的な例として、オリジナル商品は会社名・商品名・商品情報がまったく信用出来ない状態からのスタートします。
そんな使用度0の状態から脱却するには、とにかく信用してもらうために商品情報や会社としてのポリシーなどを余す事無く記載する必要があります。
買う理由を示したり、必要としてくれるターゲットにどうアプローチしていくのか?などを考えつつ戦略を組み立てていきます。
ネットショップ運営のための戦略が知りたい時には第1章 空回りしないためのネットショップの基本の法則から学んでみてください。
第2章 商品タイプを踏まえた集客の法則
この章では主に『集客』について書かれています。
ネットショップの集客方法では、商品点数が少ない時の集客方法、商品点数が多い時の集客方法と商品点数によっても集客方法は変わってきます。
少ない時にはリピート戦略を行ったり、多い時には全商品入り口戦略を行ったりします。
他にもSEO的な話や広告の話など、どうやれば集客する事が出来るのかについて27個の項目を使って具体的な方法が記載されています。
ネットショップの集客方法について知りたい時にはこの章から読んでみてください。
第3章 店舗コンセプトを生かした接客の法則
ショップに来たお客さんは3秒以内に「この店には自分の欲しい物があるか?」っと言うのを判断してしまいます。
なので、短時間の間にどうやって「あなたにとって必要な物がココにあります!」っと言うのを伝える事が出来るかどうかが鍵になってくるんですね。
この章では、そんなお客さんを逃さないための接客方法について書かれています。
接客というのはコンセプト作りが最も重要です。
なぜかと言うと、『ショップデザイン』『看板商品』『取り扱い商品』は全て店舗コンセプトを元に作るからです。
店舗コンセプトが無い場合には全てがバラバラになってしまい「なんのお店か分からない」となりお客さんが離れていってしまうんですね。
そんな店舗コンセプトについて「どうやって作ればいいのか?」「コンセプトのために何を決めればいいのか?」と言うのを28個の項目を使って説明されています。
店舗のコンセプトがいまいちしっくりこない時に読んでみてください。
第4章 「長く売れる」ための追客の法則
ビジネスには1:5の法則があります。
新顧客はリピーター維持の5倍の労力が必要と言う物で、ビジネスを行う上で新規顧客を集め続けるよりもリピーターを維持する方が少ない労力で売上を上げる事が出来るのです。
そんなリピーター戦略について、この章では解説されています。
リピーター戦略の方法は主に『メルマガ』戦略になります。
メルマガを読ませるために事前準備を行い、メルマガのための宣伝をして読まれるためのメルマガを作成し発行する。
一口にメルマガと言っても実際に戦略を組んで行うとなると多くのステップを踏んで行います。
メルマガの作り方が分からない、実際にメルマガを発行しているけど思ったような成果が出ない。
そんな時にはこの章を読んでみてください。
第5章 成長段階別・運営実務の法則
ネットショップ運営についての問題点をここでは書かれています。
クレームの使い方、お金のかけかた、スケジュールの立て方など、他のネットショップ運営に関する本ではあまり載っていないような実務的な話が書かれています。
ネットショップ運営に関する話と言うのは中々誰にも共感してもらえず、一人で悩む事も多いでしょう。
そんなネットショップ運営に関する悩みもこの章の中に解決策があるかもしれませんので、ぜひご覧ください。
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則を実運営で活用してみた
実際に新・100の法則は役に立つのか?
そういった疑問もあるかと思うので、私自身の体験を元にどのような結果になったかのサンプル例を出してみます。
新・100の法則 第12項を活用して集客してみた結果
新・100の法則 第12項は商品数別の集客パターンについて書かれています。
実際に、この商品数別の集客パターンを使ってみた所、結果から言うとアクセスが3倍に増えました。
なぜかと言うとアクセス数が高い商品が出来た事で、認知されやすい商品から別商品への回遊が起こり、その結果としてアクセス数増加に繋がったのです。
この12項に書いてある手法は主に楽天の勉強会などでも推奨されている方法で、数多くのショップが行っています。
それだけ実績のある手法となっているので、安心して活用する事が出来ます。
新・100の法則 第62項を活用して商品ページを作ってみた結果
新・100の法則 第62項には商品ページの作り方が書かれています。
ここで書かれている事はコピーライティング技法でも有名な方法で「物を売るために特化した構成」とされています。
実際に、と言うより現状私が運営するショップの商品ページは全てこの構成で作っており、その結果商品の購入率が7%を超えるような商品が続出しました。
購入率に関しては商材や値段によって変動するので7%が高いかどうかは店舗によって変わるのですが、私の運営しているショップでは目に見えて購入率が増加したので確実に効果があったと思っています。
新・100の法則 第73項を活用してメルマガを作ってみた結果
新・100の法則 第73項ではメルマガの件名について書かれています。
メルマガの開封率を上げるために一番重要なのはメルマガの件名、タイトルです。
メルマガの件名を変えるだけで開封率が大きく変わってくるので、しっかりと開封率の高いメルマガタイトルをつけたいですね。
具体的な方法としては『セール』『限定』『イベント中』などのお客さんの目を惹くようなワードを使う事です。
目を惹くワードを使うようになった事で、当店の楽天メルマガは開封率が50%前後となっています。
開封率の高いメルマガのコツを学んだ事でメルマガ作りも楽しくなります。
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則の個人的評価
新・100の法則について個人的な評価をしてみます。
メリット
- ネットショップの運営方法が解る
- 販売戦略が解る
- メルマガの具体的な作り方が解る
- 商品ページの作り方が解る
- ネットショップの接客がどんなものか解る
デメリット
- 1つの章を凝縮しているため中級者以上には物足りない
- 具体例が少なくわかりにくい部分もある
- 最新のSNSマーケティング手法については記載が無い
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が見つけておくべき新・100の法則のまとめ
新・100の法則ではネットショップ初心者、ネットショップ担当者になったばかりの方向けの本として紹介させて頂きました。
とりあえず何を読めばいいのか分からない!って時にはこの1冊を読んでおけば間違いないです。
ネットショップ運営に必要な最低限の知識、『運営』『戦略』『リピーター対策』などが簡潔に書かれつつも、全て網羅されているので読みやすく今後のネットショップ運営の基盤になります。
中級者以上の人には物足りない本となっていますが、初心者の方であれば読んで損はない本なのでぜひこちらから実物を手にとってみてください。