- 「LINE予約したいけど、なんてメッセージを送ればいいのか分からない」っと思ってるお客様の負担を減らしたい
- メッセージじゃなくLINEそのものに予約機能をつけたい
- ヘアカタログ機能をつけて、そのまま予約できるようにしたい
本記事では、このような悩みを解決します。
LINE公式に予約システムを導入する方法
LINE公式アカウントには、デフォルトで予約機能はついていません。
なので、『Lステップ』と言うツールを入れて、機能を拡張する事になります。
カレンダー予約機能を使う
Lステップのカレンダー予約の設定はとても簡単で
- 予約管理からカレンダー予約をクリック
- 予約設定→友達予約設定→友だち予約登録URLのURLを使いたい所にコピペ
これだけで設定できます。
以下、画像付きで説明していきますね。
まずは、Lステップメニューのサイドバーにある『予約管理』から『カレンダー予約』を選択。
次に、一番上にある『予約設定』をクリックし、予約設定内にある『友だち予約設定』をクリック。
友だち予約登録URLにあるURLをリッチメニューやメッセージの中に加える事で、LINEに予約機能を加える事ができます。
美容院向けLINE公式のちょっと変わった使い方
実は、美容院でよく使われるLINE公式活用術もあるので紹介していきますね。
ヘアカタログメニューを作る
Lステップを導入する事で、LINE公式のリッチメニューを自由に変更する事ができます。
なので、リッチメニュー内にヘアカタログコーナーを作ってそのまま予約できるようにしたり、お客様が好みのヘアスタイルをデータ化して最適な提案をする事も可能です。
美容院でしか使えない少し変わった使い方ですが、お客様の満足度を上げる事ができますよ。
ネットショップへ誘導する
LINE公式アカウントの中に『診断ゲーム』と言うメニューを作る事で、ネットショップへ誘導する事ができます。
どうやって作るかと言うと、
YES/NOゲームを行って、髪質の結果と髪質にあった商品へ誘導します。
無料診断で出た結果って売り込み要素が減るので、自然と商品紹介が出来るわけです。
美容院がLINE公式を導入するメリット・デメリット
この章では、こんな悩みにお答えしますね。
美容院がLINE公式を導入するメリット
美容院がLINE公式を導入すると
- お客様がリピートしてくれやすくなる
- 予約管理がLINEに統一できる
- 他の店舗に移ったお客様とも交流が取れる
- 初来店のお客様が持つ疑問や悩みを自動で解決できる
などと言ったメリットがあります。
一つずつ説明していきますね。
お客様がリピートしてくれやすくなる
LINE公式を導入する事で、お客様と密に交流が取れるようになるためリピート率の向上が期待できます。
美容院を変える原因って主に、『現状にちょっと不満を感じてるから他の店舗が気になる』って事なんですよね。
なので、その「ちょっと不満に感じている」原因を特定して改善する事でリピート率の向上を狙う事ができます。
店舗内サービスだけだと測定する事ができない不満を数値化して改善できるのは大きなメリットですね。
予約管理がLINEで出来る
来店の予約・予約確認・変更・キャンセルをLINE内で行う事ができます。
いちいち電話で予約しなくても、空き時間や営業外時間にもお手軽に予約できるのでお客様の負担が軽減。
同時にカットやヘアカラーのようなメニューも注文できるし、来店前に費用感も分かるので安心して予約が出来ます。
他の店舗に移ったお客様とも交流が取れる
他の店舗に移ってしまったお客様にも連絡が出来るので、自分のお店に呼び戻すような時にも使えます。
どういった使い方をするかと言うと『180日以上来店予約が無いお客様に対してクーポン券を発行』みたいな感じですね。
「あの店昔行ってたけど、ヘアカラーが安くなるならもう一回行ってみようかな」
って感じで自然とアピールできます。
LINEのように店舗側からアピールできる手段が無いと、こういったお客様は戻ってきてくれる事はありませんよね。
初来店のお客様が持つ疑問や悩みを自動で解決できる
初来店のお客様が持つ疑問をLINEで自動解決できます。
例えば、
「この美容さんの腕ってどんな感じなんだろう?」
っと思った場合にも、『スタイリスト別ヘアセットリスト』みたいな物を作っておけば過去の事例を紹介できます。
「こういった感じで仕上がるんだ」って言う安心感も生まれますし、そのまま予約フォームを設置してあげれば期待値の高い状態で予約までしてもらえます。
美容院がLINE公式を導入するデメリット
美容院がLINE公式を導入するデメリットはただ一つ
- 月額費がかかる
コレだけです。
LINE公式の月額費とLステップ導入の月額費が必要なので、毎月5万くらいは負担が増えるんですよね。
さらに、構築や運用って素人じゃ出来ないので外部に委託する必要も出てきます。
そうするとさらに負担が・・・。
とはいえ、お客様の満足度やリピート率の向上にもなるので、導入するメリットは非常に大きいですね。
自店舗の売上から導入できそうなら一考の余地ありです。
10~30代がメインユーザーの美容院にLINE公式はおすすめ
LINE公式を導入するのにおすすめの美容院は10~30代がメインユーザーのお店です。
普段からLINEを使っている年代だと機能的にもすぐ使いこなせますし、一回使うと使い勝手が良いのでLINE内だけで全部完結しようと行動してくれます。
なので、若い年代がターゲットのお店だとLINEとの相性はピッタリでしょう。
美容院向けLINE公式を使った予約システムの作り方まとめ
LINE公式に予約システムを導入するには『Lステップ』を使って作る事になります。
予約システムを実装するのは簡単にできるものの、
- どうやって予約フォームへ誘導するか?
- 予約フォームへの誘導率が低い場合はどうするのか?
- 予約フォームまでの行動分析が出来るのか?
など、分析系が複雑になりやすいので素人では内部の設定が色々と難しいのが現状です。
お客様の行動をデータ化して、しっかりとした改善を行うためにもLINE構築はプロへの依頼をおすすめします。