本記事では、このような悩みを解決します。
実際に商工会議所に入会してる経営者が、商工会議所に入会してみた体験談などを交えて説明していきますね。
商工会議所とは?
商工会議所とは、地域の活性化を目的に市が運営している法人団体です。
主に、
- 地域企業の経営アドバイス
- 地域のイベント活動
- 交流会の開催
などを行っています。
詳しくは各自治体にある商工会議所のホームページをご覧ください。【日本商工会議所HP】
年会費は年1万円必要になってくるので、商工会議所のサービスが自分に必要かどうかを考えて参加してくださいね。
商工会議所に入会するメリット・デメリット
実際に入会してみて感じたメリット・デメリットについて紹介していきます。
商工会議所に入会するメリット
商工会議所に入会するメリットは以下の4つ⇩
- 地域中小企業向けの広告を利用できる
- 交流会によって人脈を作れる
- 経営アドバイスなどの相談が出来る
- 資金調達・資金運用などの相談が出来る
一つずつ説明していきますね。
地域中小企業向けの広告を利用できる
商工会議所では月に1回、商工会議所メンバーにパンフレットが配布されます。
商工会議所メンバーであれば、そのパンフレットの中にチラシを挟んでもらう事が出来るんです。
詳しく説明すると、1回15000円で1550枚のチラシを挟んで貰えるサービスが年2回利用する事が出来ます。
なので、BtoB向けの商品やサービスを持ってる企業であれば、地域の中小企業に向けてピンポイントで商品をアピールできるわけです。
WEB広告と違い、何かしらの商売をしてる経営者にか配られないので、BtoB向けの商品を持ってる人にはかなりコスパの高い広告を利用できます。
交流会によって人脈を作れる
商工会議所に入会していると、『○○部』みたいな形で地元の経営者が集まって会議を開く事があります。
このメンバーは固定化されており、なおかつ経営者や経営に絡んだ上役の人たちしか参加しないため、濃い人脈を作る事が出来ます。
会議の中では自己紹介もあったりと、自社サービスを宣伝出来る機会を作って貰えるので、起業当初の人にはありがたいサービスです。
経営アドバイスなどの相談が出来る
商工会議所に入会していると、経営のアドバイスを貰う事が出来ます。
これは、商工会議所と言う存在自体が地域活性化を目的に運営されているからです。
なので例えば、『SNS運用の講師を呼んで勉強させて貰ったり』『確定申告・決済帳簿などを代わりに作って貰ったり』などのサービスを受ける事が出来ます。
資金調達・資金運用などの相談が出来る
商工会議所では、補助金の相談や小規企業共済などの退職金サービスなどの相談を依頼出来ます。
実は経営者になると、経営者向けの保険や専用の退職金制度などを利用できるようになるため、会社員の時には知らなかった節税対策が多く存在します。
節税に関しては個人で勉強するのも限界があるので、相談できる相手がいると非常に助かりますね。
商工会議所に入会するデメリット
商工会議所に入会するデメリットは『年会費』が必要な事です。
正直、それ以外は特にデメリットはありません。
商工会議所に入会して分かった体験談
私は起業してすぐに商工会議所に入会しました。
私が入会した当初はコロナの影響で交流会などが一切なく、毎月パンフレットが届くだけの状態でした。
しかし、コロナも落ち着いたおかげで交流会が再開され、地元で有名な企業の社長や上役と繋がる事が出来ました。
私は田舎の方に住んでいるので、日本最先端のIT技術やプログラミング・動画編集技術はかなり珍しく重宝されています。
商工会議所のメンバーは高齢化が進んでいるので、IT系の技術を持ってる人はかなり期待値が高いですよ。
交流会の無かった時は毎年お金が取られるだけの状態でしたが、交流会が始まってからは年1万円とか安すぎる投資です。
入ってて損は無いですよ。
起業した経営者が商工会議所に入会するメリット・デメリットまとめ
今回紹介した商工会議所のメリットはこちら⇩
- 地域中小企業向けの広告を利用できる
- 交流会によって人脈を作れる
- 経営アドバイスなどの相談が出来る
- 資金調達・資金運用などの相談が出来る
そして、デメリットは年会費が必要な事くらいです。
起業したばかりなら人脈を作る意味でも入会して損はないでしょう。