Macアプリとして出てきたAdobeのIllustratorに匹敵するデザインツール「Affinity Designer」
なんとこれが知らない間にWINDOWS版も出てたんですね!
Windowsの後にはiPad版が出たりと勢力拡大中のAffinity Designerの複製方法について今回は解説していきます。
複製の機能
- 位置(オリジナルから複製品の距離)
- サイズ(オリジナルから複製品の大きさの差)
- 回転(オリジナルから複製品までの回転の角度)
オリジナルを元にして一周回転させたり、マトリョーシカのように同じデザインの大きさ違いを複数作ったりなどに利用出来ます。
複製のやり方
動画で見たい方はこちらをどうぞ
Macでは ⌘(コマンドキーor装飾キーと言う)を使って「 ⌘ + J 」で複製出来るが、Windowsには「⌘」が無いのでどれを押せばいいのだろう?っと迷われると思う。
Windowsでは「⌘」が「Ctrl」になっているので、「 Ctrl + J 」で複製が可能。
複製すると
とか
みたいな手動では絶対ずれるようなアイコンが簡単に作れる。
複製がうまく出来ない場合
「CTRL + J」で複製出来るのは分かったけど、実際にやってみるとなんかうまくいかない!って時があると思う。
具体的に言うならば、「複製した最初のデザインの位置とかサイズとかが複製出来ない!」などなど。
これは「Ctrl + j」を使って横に4つの○を横一列にキレイに複製しようとした結果である。
う~ん、位置情報が取得出来ていないのか、「Ctrl + j」押しても横に複製出来ない。
複製の上に複製されてて、ただ重なっているだけなのである。
上記画像の原因としては、
「複製した後に別の操作をしている」
例えば、「Ctrl + j」で複製した後に移動ツールを押してみたりとかね。
複製後に別のツールボタンを押したりすると複製が解除されてしまうらしい。
解決法としては「複製後はツールを切り替えない」でちゃんと複製出来るようになる。
複製がうまく出来ない時にはぜひとも複製後の操作に気をつけて欲しい。
個人的な意見として
PhotoshopやIllustratorも使った事があるので、affinityシリーズと比べてどっちがいいのか?
趣味で使うならaffinityシリーズ、業務で使うならAdobe製と言った所だろう。
理由としては、趣味で使うのにAdobeの月額は重すぎる。
Affinityは買い切りなのでとても経済的!
affinityも年々値上げしているので、買うなら早いほうが良いだろう。
私が買った5年前は5000円だったのが去年買ったWindows版は6000円だったり、ちょっとずつ値上げしてきている。
互換性についても問題で、大体は問題無い。
が、一部文字化けが起こったりしているので、業務で使うには互換性の面で不都合が多い。
保存形式もIllustratorである「AI形式」での出力は出来ないので、基本的には「EPS形式」になったりと、まだまだ互換性には難あり。
それでも、買切り6000円くらいでAdobe製品と同等の性能があるのは魅力的ではあるので、個人的にはaffinityシリーズを推している。
affinityシリーズにはaffinityにしか無い魅力があるので、デザイナーの方にはぜひ一度触って頂きたいと思う。