本記事はこんな方におすすめ
- 楽天を運営している人向け
- ランキング入賞したけど、どこに配置すればいいのか分からない人向け
- 商品画像制作をしているデザイナー向け
楽天ランキング入賞表示の正しい使い方
楽天のランキング入賞表示はベネフィット画像の下に配置します。
具体的な配置場所は↓の画像をご覧ください。
上から『サムネイル画像→ベネフィット画像→ランキング入賞』の順番になっています。
この順番が最も効果の高いランキング入賞表示になります。
消費者心理から見る楽天ランキング入賞表示の気持ちの変化
商品ページって言うのは常に心理学と消費者心理を元に作っていきます。
なので、楽天のランキング入賞表示を心理学、消費者心理の点から見ていきましょう。
楽天のランキング入賞表示を冒頭で使うのがダメな理由を消費者心理から見てみる
楽天のランキング入賞表示を冒頭で使った場合、ただのランキング自慢になってしまいます。
なぜランキング自慢になるのか、『売れない商品ページを売れる商品ページにする心理テクニック11選』でも書いたのですが、
『消費者は常に自分の事にしか興味が無い』
商品を購入しようとサムネイルや商品タイトルを見ながら探して、
「あ、これ気になる。」
って商品見つけて商品ページを開いたら、冒頭でいきなり『楽天ランキングNo.1受賞しました!』なんて画像が出てくるんですよ。
消費者が商品ページを開く時って「これどんな商品なんだろう?自分に必要かな?自分の生活を快適に出来るかな?」って言う期待を持って来てくれるわけです。
ならまず、消費者が求めている情報を一番最初に持って来てあげないと消費者からしたらランキング入賞表示を見せられてる間ってただの時間の無駄ですよね。
商品が必要なのかどうなのか決まってない時にランキング入賞表示や雑誌掲載表示を出されても自慢にしかなってないんですよ。
実際に私も昔ランキング入賞表示の配置をどこにするか悩んだ時に、コンサルタントの人に「ランキング入賞表示は実績になるので最初に持ってきた方がいいですよ!」って言われました。
でもこの言葉って違和感しかないんですよ。
実績になるので最初に持ってきた方がいい?それって店舗側の都合じゃない?
店舗が「うちの商品どうよ?ランキング1位なんだぜ?すごいだろう?」って言ってるようにしか見えないなってずっと思ってました。
そこで心理学や消費者心理を勉強した結果、ベネフィットの後に配置する事が最も効果的であると判断したんです。
次はその理由を説明しますね。
楽天のランキング入賞表示をベネフィット画像の後に配置した方が良い理由を消費者心理から見てみる
楽天ランキング入賞表示はベネフィット画像の後に配置した方が効果的です。
なぜかと言うと、ベネフィット画像って言うのは『消費者が商品を購入する事で手に入る未来』を伝える物。
つまり、消費者に「あ、この商品良さそうって思って商品ページ来てみたけど、やっぱり自分に合いそう!欲しいかも」って気持ちにさせる画像なわけです。
購入するモチベーションを上げた時、次に消費者が思う事は「この商品いいなぁ。・・・でも本当にいいのかな?」って言う疑心暗鬼。
購入したいけど購入していいのか迷い出始める、ここで心理学のバンドワゴン効果(人気のある物は良い物であるように見える)を使います。
そう、ランキング表示や実績表示の出番ですね。
ランキング入賞表示を出す事で「この商品は人気なんですよ。ほかの人も良いって言ってますよ」って言う誘惑を作り上げます。
雑誌やテレビで紹介されてるのなら「雑誌やテレビでも紹介されましたよ。良い物だから紹介されたんですよ」って言う誘惑ですね。
購入するモチベーションが上がってる時にランキング入賞表示を出す事で、購入に迷っている人の後押しをする事が出来るわけです。
楽天ランキング入賞表示をベネフィットの後に入れた方が効果的と言われている参考資料
『売れるネットショップ開業・運営 新100の法則』では ネットショップ用の売れる商品ページの作り方が載っています。
その中で紹介されているのが『BEAFの法則』と言う物で、ベネフィットの後にエビデンス(ランキング入賞や雑誌掲載の情報)などを載せないっと書かれてるんです。
この本はネットショップ運営してる人が結構おすすめしてる本で、内容も実践的です。
下手なネットショップ運営の本買うくらいなら『売れるネットショップ開業・運営 新100の法則』を1冊買った方が役に立ちますよ。
消費者は販売者の言う事は一切信じません。
『食い物にされるものか!金を巻き上げられるものか!』っと心を防御しているからです。
では、その防御を外してあげるために第三者からの信頼を使いましょう。
って事が書かれています。
つまり、ランキング入賞表示を第三者からの信頼として使うって事ですね。
相手が防御している心の扉を開いてセールスをかける事で購入に繋がりやすくなるんですね。
≫『現代広告の心理技術101』
「消費者は常に自分の事だけを考えている」
消費者が商品を買う時には「自分にどんなメリットがあるのか?これを買う事で自分はどうなるのか?」っと言う事を考えて購入する商品を探しています。
なので、商品ページを開いた時にいきなり売り込み要素が出てくると警戒心が生まれるわけですよ。
消費者目線、消費者がどんな気持ちで商品ページに訪れたのかを考えて、消費者が最も知りたい事を最初に提供する。
まずは消費者のベネフィットを伝える事が、消費者にとって親切な商品ページになるわけですね。
楽天ランキング入賞表示の正しい使い方まとめ
楽天ランキングの入賞表示の正しい位置は『ベネフィット画像の後』です。
消費者が商品ページに訪れた時に、まずは消費者の『買いたい!欲しい!』って言うモチベーションを上げ、信頼性の担保・背中の後押しの意味でランキング入賞表示を出してあげると購入意欲を上げる事が出来ます。
ランキング入賞表示の位置はマーケティング・コピーライティング・心理学の分野でも『ベネフィットの後が一番いいだろう』っとされているので、ランキング入賞表示の位置に迷った時には『ベネフィット画像の後』に置いてみてください。
消費者の事を1番に考えた商品ページが売れる商品ページになりますよ。
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