本記事はこんな方におすすめ
- 仕入先を探してる人向け
- NETSEAの商品が売れるのか知りたい人向け
- NETSEAの使い方を知りたい人向け
ネットショップを運営していく上で仕入れが最も難しく、売れる物を仕入れる事が出来るかが非常に重要です。
展示会とかに行けば実際に取引してくれる企業さんもいますが、取引条件として「実店舗を持っている事」が入っている場合が多いのです。
私は実店舗無しのネットショップのみですので、「実店舗」と言う条件がクリア出来ずに商品の仕入れ先に悩んでいました。
そんな時に知ったのが「ネット仕入れのNETSEA(ネッシー)」です。
実際にNETSEAで仕入れてみて販売した所、適当に商品を選んでも月10万ほどの売上は簡単に作れました。
ただし本気で稼ごうと思うとリスクが高いのであくまでショップの入り口を増やす程度にとどめておいた方がいいです。
その理由ついて説明します。
NETSEA(ネッシー)とは?
2006年に株式会社DeNAがBtoBマーケットプレイスとして作ったのが「NETSEA」です。
その後に株式会社オークファン(Amazonやヤフオクの価格情報を取得して公開するようなサービスを運営)が株式会社DeNAから事業を継承し、2016年には株式会社リバリューと合併した事で2020年現在は株式会社SynaBiz運営でサービスが行われています。
NETSEA(ネッシー)の特徴は?
NETSEAは個人事業主や法人などがビジネス目的で商品を仕入れるサイトになります。
基本的には仕入れた物を販売して貰うために利用するのがNETSEAの使い方ですね。
販売者が販売しやすいように商品画像をそのまま使えたり、直送サービスが
あったりと、これからネットショップを開店しようと言う時には少ない時間で商品を登録できます。
NETSEA(ネッシー)の仕組みについて
NETSEAは「サプライヤー」と「バイヤー」で成り立っています。
- サプライヤー・・・商品を販売する人
- バイヤー・商品を仕入れる人
サプライヤーとバイヤーを繋げる、マッチングさせてビジネスに繋げるのがNETSEAの役割です。
バイヤーが取引申請を送り、サプライヤーが申請を承諾するとサプライヤーの販売している商品の単価が表示され、取引が出来るようになります。
審査自体は各企業により異なりますので、厳しい所だと審査に通らない事もあります。
審査に通らないと仕入れ価格も分からないし、取引も出来ないので仕入れの敷居は高くなります。
その分、競合も少なくなってねらい目ですね。
NETSEA(ネッシー)に参加している企業について
NETSEAに参加している企業はメーカーのみならず、中国の工場や総合商社、販売店まで色々と存在しています。
その目的も様々で、
参加企業の目的
- 取引先を増やしたい
- 在庫処分したい
- 通常の最低価格を下回る値段で商品を回転させたい
BtoBサイトと言いましたが、実態としては仕入れ以外にも安く商品を買いたい一般消費者や、表向きでは売れないような値段で販売して売上を作りたいショップなんかも存在しています。
NETSEA(ネッシー)のメリット
まずはNETSEAを使う事によるメリットの紹介です。
無在庫販売が出来る
NETSEAの魅力はなんといっても無在庫販売が出来る点です。
NETSEAにログインしてみると分かるのですが、
NETSEAの魅力
- 消費者直送
- 画像転載
- ネット販売
がOKの所だと2~3分ほどで商品ページが1つ出来てしまいます。
なんのリスクも手間も無いので、とりあえず登録しておくだけでそこそこ売れます
取引までの手間が少ない
実際に企業間の取引を経験している人なら分かると思いますが、通常の手段で取引しようとすると結構工程が多いですよね?
企業間取引の手順
- 相手企業の担当者と挨拶
- 取引申請書の提出
- 口座開設
- 口座開設当初は銀行振り込み前払い
- 信用を作った後にかけ払い
帳簿とかも作ろう物なら各メーカー毎に仕入れ帳を作って・・・。
これがNETSEAなら
NETSEA間取引の手順
- 取引申請はワンクリック
- 最初から掛け払い可
- 帳簿はNETSEAでOK
と、かなり工程が短縮されます。
商品の種類も幅広くあるので、商品に困る事も無いですね。
商品画像をそのまま使える
画像転載OKの所のみですが、商品画像を使えるのはメリットが大きい。
ネットショップで物を売ろうと思うと「売れる商品画像」が必要になるからです。
NETSEAに載っている画像が売れる画像かと言われれば売れる画像ではないのですが、素人がスマホで撮影した画像よりは遥かに質が高いです。
専用にネットショップ用の撮影環境とショップページ作りが出来る人ならあまりメリットではないかもしれませんが、「とりあえず登録」っと言う事が出来るのでスピード感を持ってショップオープンまでいけます。
注意ポイント
NETSEAの商品画像をただ入れるだけだと競合との差別化が出来ません。
本当に売上を作りたい時には、『売れない商品ページを売れる商品ページする心理テクニック11選』で紹介してるテクニックを使い、売れる商品ページを作る事をおすすめします。
NETSEA(ネッシー)のデメリット
続いてNETSEAを使うにあたるデメリットの紹介です。
正直な話、私の環境ではこのデメリットが大きすぎて利用するのを止める結果となりました。
在庫が分からない
NETSEAの商品ページ上には在庫状況が表示されません。
無在庫で販売するには在庫状況が重要で、せっかくお客さんから注文を貰っても実際発注してみると「在庫切れ」と言われる事が多々ありました。
在庫状況が10個なのか100個なのかによっても販売戦略は大きく変わってきますので、在庫状況の確認が出来ない仕様と言うのは販売者として辛い所です。
納期が分からない
「納期が分からないって発注したらすぐ送ってくれるんじゃないの?」
そう思ってた時期が私にもありました。
しかし、実際発注してみると・・・「1週間立っても発送連絡がこない!」なんて事も。
お客さんに発送予定日の連絡も出来ないし、納期を聞いても返信が無かったりするとトラブルになるので困りますね。
商品情報が分からない
無在庫と言う事は実際にその商品がどんな物か知らないわけです。
お客さんから商品の問い合わせがあった時なんかには困りますよね。
物を販売する以上はプロフェッショナルであるべきなので最低限サンプルくらいは仕入れた方が良いです。
NETSEAの口コミ・評判
twitter上でNETSEAの口コミ・評判を探してみました。
市場調査しよう!ってことでNETSEAってサイトに会員登録してみた!殆どが月会費必要な中、無料で見られるのは初心者にはありがたい😌直接買い付けに行きたいけど暫く難しそうだから、仕入れサイトで仕入れも一つの手だな~
— mamemaru (@mamemar38137150) May 30, 2021
スーパーデリバリーとかNETSEAって、なかなか利益商品見つからないって人も多いみたいだけど、中からばかり見ないで、外から見てみると案外見つかったりするのよ🤔
ここに気付くと結構取れたりする。
ゴホゴホ😷
— ちゃんやま@食品・消耗品の問屋リピートスタイル (@gamatarou55) May 24, 2021
今やネットでも色んなサイトから仕入れが可能になって、コロナの心配せずお家で仕入れも完結しちゃう😊この「NETSEA」ってサイトは90s古着なんかも取り扱ってて、たまーに掘り出し物が見つかったりするよ!物販はどれだけリサーチが出来るかが命!リサーチ力と行動力が売り上げに直結します☝️ pic.twitter.com/6VxST0Gxlx
— はるか@プラス月5万円で暮らしを楽にするメルカリ古着転売のススメ (@alka_furugi_web) May 10, 2021
売れる商品は簡単には見つからないけど、しっかりと調査して売れる商品やサプライヤーと繋がった人だけが稼げてるみたいですね。
NETSEAの商品を楽天で実際に販売してみた。
NETSEAで仕入れた物を実際に販売してみたのですが、思った以上に売れます。
こういうネット卸しサイトって競合多くてすぐ価格競争になるから売れないんじゃない?って思うかもしれませんが、重要なのは「お客さんが検索した時に目に付きやすい所に表示されている事」なので、競合の多さはあまり関係ないんですね。
その証拠としてこちらの画像をご覧ください。
NETSEAの注文履歴の画像です。
これ別に安売りしているわけではなく、粗利は50~40%くらいの値段設定にしているのに売れてるのです。
もちろんちゃんと販売施策をしているので売れているわけですが、競合が多いから売れないと言うわけではないんですね。
普通の人は同じ商品探す時にNETSEAが独自につけている商品コードで検索したり、画像検索して他の店舗の販売状況調べたりしませんからね。
ほとんどの人はNETSEAで仕入れれる商品かどうか知らずに買っています。
仕入れサイト「NETSEA」とは?評価や実際に使った体験談まとめ
結論としては「NETSEAの商品は売れる!」ただし、「良いサプライヤーと商品を探す必要がある」
発注した時に必ず在庫があって発送の早いサプライヤーを見つければ安定して売上を作る事が出来ます。
実際にサプライヤーの元へ挨拶へ行くのも有りですね。
サプライヤーが運営している独自卸しサイトや電話対応なんかもしてくれるようになるので売上が作りやすくなります。
NETSEAは手数料が取られるとかで独自で買うようにすると喜ばれます。
仕入れサイトで手に入る商品ですので、競合は必ず出てきます。
競合に負けない一工夫が出来るかどうかがNETSEAを上手に使うポイントです。