本記事では私が初心者の時にやってしまった写真撮影の失敗談、写真がうまく撮れなくて悩んだ葛藤を元にどうやれば上手な写真が撮れるようになったのかまでお話しします。
本記事はこんな方におすすめ
- 写真がうまく撮れないけど何が悪いのか分からない
- 写真を始めたばかりの初心者向け
- 写真を本気で学びたい人向け
写真撮影の失敗談
私がカメラを始めようと思ったのはネットショップの運営管理者になって半年後の事でした。
当時は一眼レフどころかスマホのカメラすらろくに使った事が無いような状態で「とりあえずシャッター押せば写真撮れるじゃん」って感じで写真の知識0!
その当時の写真がこちら
これは私が企業のネットショップ課に配属されたばかりの頃に撮影したものです。
被写体を真ん中にしてただシャッター押してるだけと言うまさに初心者丸出しの恥ずかしい写真。
このころは構図とかライティングとかの知識がまったく無かったので商品の魅力もモデルの魅力も何も引き出せてない感じですね。
いまならストロボ使って光を作りつつ邪魔な背景はボカシて商品自体にピントを合わせた撮影をするでしょう。
そして2枚目
これは楽天オーナーだけが一斉に集まる楽天の大イベントの時の写真です。
もっとアップにするか思いっきり引くかどっちかにした方がいいですね。
何も考えずに撮ったため余計な部分が写真に入り込んでしまい、楽天パンダを見て欲しいのか全体の写真を見て欲しいのかよく分からない微妙な仕上がりになってしまいました。
大きさも何も伝わらないので大きく見せるためにアングルを下から撮影するとか色々出来たろうに、、、何も考えないとこんな普通な仕上がりになってしまう悪い例です。
当時はカメラと言う道具を全然使いこなせていませんでした。
そこから一眼レフを買って本気で勉強した所、写真のクオリティが大幅にアップ!
次の章では写真を上達させたテクニックについて紹介します。
写真撮影で知らないとヤバい撮影テクニック
写真撮影を本気で勉強して知った知らないとヤバい撮影テクニックはこちら
- 構図
- ライティング
- アングル
それでは1つずつ説明します。
構図について
写真撮影の時の構図には色々とあるのですが、日本人は非対象に美しさを感じるようなので基本的には三分割法で撮影すると大体良い感じに撮影できます。
たとえば右側に被写体を置いて左側を開けておく事でストーリーが出来たり、ネットショップ用の画像とかだとキャッチコピーや商品タイトルを入れる事もできますね。
構図に関しては動画で詳しく説明されてる方がいたので、こちらが分かりやすくいいかなっと思います。
構図を覚えるだけでも被写体をどこに置いてどう撮影するかを意識するようになるので写真のクオリティが上達しますね。
ライティングについて
ライティング、日本語で言うと光の使い方ですが、ぶっちゃけ写真撮影の8割はライティングテクニックだと思ってます。
実際に撮ってみると分かるのですが、光の入り方や強さ1つで写真のクオリティがまったく変わってきます。
1段2段なんてものじゃなく10段20段クラスで一気に写真が変わるんです!
ライティングに関してはかなり奥が深いので動画などで実際の光の使い方などを参考にしてみてください。
アングルについて
アングルは映えそのものを左右します。
これはInstagramとかで写真を見て貰えれば分かるのですが、対象物に対して真横からとか真上から撮るだけで一気におしゃれに見えます。
モデルの足を長く見せようと思ったら下から見上げるように撮影したり、可愛さを印象付ける時には斜め上から見下ろすように撮影したり、アングル1つで写真の印象はかなり変わってきます。
アングルについては特に参考になりそうな動画が見つかりませんでしたが、Instagramにはアングルの参考になるような写真がいっぱいあるのでInstagramなどから参考にしてみてください。
写真撮影のテクニックを手に入れたその後の写真
こうやって写真について語ってるけど、「実際の写真力はどんなもんなんだ?」っと疑問に思われる方もいると思うので、最近撮った写真もここに載せてきます。
構図は三分割、光を右奥から手前に流すようにして立体感を表現した写真になります。
下のパフェ部分も写しつつ苺の立体感もわかるようなアングルで撮りました。
こちらは依頼されて撮った写真です。
逆光気味にする事でガラスの透明感と立体感を表現しつつ、真横から撮影する事で背景も入れた日の丸構図になります。
透き通るようなガラスがキレイですね。
最後に太陽光を右手前から当てた写真です。
あんこ部分が黒に近い色をしているので逆光気味より手前から照らしてツヤを与えました。
もうちょっと右に寄せて広角気味に撮影してもよかったですね。
こんな風に光と構図とアングルを変えるだけでかなり写真のクオリティが上がったのが分かると思います。
もっと詳しく写真の設定方法を知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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カメラも買うとなると結構高いので、カメラとレンズ、組み合わせ自由な長期同時レンタルをしてみるのも1つの手かと思います。
私も普段あまり使わないレンズはレンタルで済ませる事もありますが、色々なレンズを試してみるとまた新しい発見があったりするので楽しい物です。
いろいろ失敗したり上達したりしながら良いカメラライフを送ってきましょう。