結論としては、副業収入が本業を超えたら独立してもOKです。
その理由や独立する前にしとかないと後悔するような事を本記事では紹介していきますね。
本記事はこんな方におすすめ
- 独立を考えている会社員向け
- 副業収入がある程度ある人向け
- 独立のタイミングを知りたい人向け
個人事業主として独立するタイミングは?
個人事業主として独立するタイミングは「副業収入が本業を超えた時」です。
なぜかと言うと、副業と言う限られた時間を使って本業を超えれるほどの収入がある場合、独立する事でもっと大きく稼げる可能性が高いからです。
例えば、本業の労働時間が10時間、帰宅した後に5時間副業をして本業の収入を超える。
単純に計算しても本業の半分の労働力で本業の収入を超えているので、独立して労働時間を倍にすると収入が倍になりますね。
副業収入が30万円の場合、独立すれば60万万円に増える可能性が高いと言えます。
実際に私の会社員時代の給料は30万円、副業で25~30万ほど稼いでいる状況でした。
それが独立をした事で収入が50~70万ほどに増やす事が出来たんです。
なので、副業収入が本業を超えるほどある場合には独立しても問題なく生活していく事が出来ますよ。
個人事業主として独立する時に身近な人に相談してはいけない理由
個人事業主として独立をしようと思った時に、身近な人には相談しない方がいいです。
なぜかと言うと、その『身近な人』は独立経験が無い人なので『憶測』や『噂』でしか判断する事が出来ません。
例えばよくある話で、
「会社員時代の倍は年収が無いと生活できない!」
とか
「独立しても安定してないから将来性が無い!」
なんて言われますよね。
これ全部ただの『憶測』です。
実際に個人事業主として独立している人同士で話をすると、
「思ったより余裕でやってけるね。自由だし会社には二度と戻れない」
みたいなトークで盛り上がります。
なので、独立の相談をする時には『身近な人』ではなく、『実際に独立してる人』に相談した方が個人事業主の現実が見れますよ。
個人事業主として独立する前にやっておかないといけない事
個人事業主として独立する前にやっておかないといけない事は3つあります。
- お金の計算・管理
- クレジットカードの作成
- 人脈作り
それでは1つずつ説明していきますね。
お金の計算・管理について
独立する前にはお金についてしっかりと知っておく必要があります。
お金について知っておくだけで『税金』『老後の資金』『生活費』などの支出計算が出来るようになるので、独立後に月いくらあればどのくらいの生活が出来るのか分かります。
実際に私の収入から税金や生活費を計算した物を紹介しますね。
支出表(家族3人の生活費)
- 生活費:月30万円(住宅ローン含む)年間360万円
- 社会保険料:月2.2万円(節税対策済)年間24万円
- 法人税:年7万円(月割5,833円)
- ideco:月2.3万円 年27.6万円
- 小規模事業共済:月7万円 年84万円
- 投資信託:月5万円 年60万円
- 所得税+住民税 年13万円(月割10,833円)
これで一月の支出が48.2万円ほど。
そのうち14.3万円は貯金みたいなものなので、生活費に合わせてidecoや投資信託や小規模事業共済の割合を減らせばOKです。
小規模事業共済はお近くの銀行や商工会議所に行けば手続きして貰えますよ。
idecoや投資信託は証券会社で預ける事が出来ます。
証券会社も色々あるので自分の好きな所を使えばOK。
ちなみに、私は楽天証券を使ってます。
楽天証券で投資信託をすると掛け金が楽天ポイントになって返ってくるのと、楽天での買い物の時にポイントが上乗せされるのでお得なんですよね。
楽天ユーザーなら楽天証券に口座作っておくとポイント分お得に投資しておけますよ。
住民税とかは市町村によって掛け率が違います。
市役所のホームページとか見ると計算式書いてるのでそちらを参考に計算してみてくださいね。
社会保険料の節税対策に関しては長くなるので、こちらの動画を参考にしてみてください。
お金や節税について勉強になるので、リベラルアーツ大学チャンネルは全部目を通しておいた方が手取りが増えますよ。
リベラルアーツ大学は本も出してるので、お金について勉強したいと思ったら読んでみるとさらにお金に詳しくなれます。
クレジットカードの作成について
独立する前には個人事業主用のクレジットカードを作っておいた方がいいですよ。
クレジットカードって会社の信用によって発行してくれるので、個人事業主になると信用が無くなります。
信用が無くなると言う事はつまり、次のカード更新で新しいクレジットカードを発行してくれない可能性があります。
カード会社によってはそのまま継続して使える場合もありますが、「普段メインで使ってるカードが更新されずに知らないうちに使えなくなった」って状況になったら支払いどうしますか?
個人事業主用のクレジットカードがあれば切り替えるだけで済みますが、個人事業主用のクレジットカードが無い場合には銀行振込になって振込手数料や振り込み処理を毎回やらないとダメですよね。
振込手数料が重なってくるとお金がどんどん無くなっていくので、個人事業主として独立するのなら『個人事業主用のクレジットカード』は必須です。
個人事業主用のクレジットカードはクラウド会計ソフトの『freee』や『マネーフォワード』で作る事が出来ます。
私はクラウド会計ソフトに『freee』を使っているためfreee VISAカードを使っています。
freee VISAカードで購入した物は自動的にクラウド会計ソフトfreeeの帳簿に登録されるので、確定申告が楽になりますよ。
クラウド会計ソフトfreeeについてはこちらの記事まとめているので、参考にしてみてください
-
クラウド会計ソフトfreeeとは?ネットでの評判や3年使ってみた体験談
結論から言うと、「スマホアプリだけで経費処理できるので個人事業主には必須ツール」です。 経費をクレジットカードで支払う人 業務が忙しくて時間の無い人 スマホで管理したい人 上記に当てはま ...
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人脈作りについて
独立前に仕事で知り合った人と繋がっておくと独立後に仕事がもらえたりします。
私は商談なども担当していたため、取引先に独立する事を伝えてから仕事を辞めました。
そのおかげで独立後は私についてきてくれた取引先もありますし、実際に仕事を依頼してくれた人もいます。
会社で働いている時にしか作れない人脈とかもあるので、会社を辞める前に人脈を可能な限り作っておいた方が独立後の依頼が増えて生活が安定しますよ。
家族がいるのなら会社を設立した方が税金がお得
配偶者や子供などの家族がいる状態で独立するのなら会社を作った方が税金面がお得になる事があります。
なぜかと言うと、会社を辞めて個人事業主になると保険が健康保険から国民健康保険に変わります。
国民健康保険には扶養が無いので、配偶者や子供も個別に国民健康保険に入らないといけなくなります。
国民健康保険になるとどういう事になるかと言うと、扶養が無いので家族全員分の国民健康保険料を払わないといけないわけですね。
国民健康保険料も市町村や年収によって計算式が変わるので一概には言えませんが、私の場合だと母親もいるので4人分の国民健康保険料を支払う必要がありました。
4人分の国民健康保険料となると月に約7~8万円くらいですね。
しかし、自分で会社を作って全員を扶養に入れた場合には月2.2万円にまで下げる事が出来ます。
年間でその差額57.6万円ほど会社を作った方が手取りが増える計算ですね。
っと思われるかもしれませんが、実際には10万もあれば会社は作れてしまいます。
実際に私は『会社設立freee』を使って10日くらいで会社を作りました。
『会社設立freeeを使って10日で会社が作れた体験談』をまとめてますので、会社を作る時の参考にしてみてください。
個人事業主として独立するタイミングは副業収入が逆転した時まとめ
最後に、個人事業主として独立するタイミングは『副業収入が本業を逆転した時』です。
ぶっちゃけ、独立自体はそこまで難しい物ではなく、副業である程度稼げるのであれば独立しても普通に生活できるくらいには稼げます。
ただし注意点としては、いままで会社がやってくれてたお金を管理を自分でしないといけません。
税金や今後の支払い方法など、お金についての勉強は必須です。
『独立したけど生活が苦しい』って言うのはお金に対する知識不足。
「何にいくら必要で将来のために何をすればいいのか?」
私の経験則ですが、お金に対する知識や考え方さえしっかりと持っていれば思った以上に何とかなりますよ。
お金の知識に関してはYOUTUBEで活動している『リベラルアーツ大学』や『大河内薫のマネリテ学園』で無料で学べます。
この2つのチャンネルを参考にしながら、分からない所はネットで調べるくらいでかなりお金の事が分かるようになるので独立する前には全部見ておいた方がいいです。
個人事業主として独立する時には、本記事を参考にしてみてくださいね。
ポイント
「独立したけど思った以上に仕事が見つからない」って時には【フリーコンサルBiz |】のような仕事マッチングサイトを利用すると仕事を紹介してくれます。
いざって時にすぐ使えるように登録しておくと収入で困った時に役立ちますよ。