利益の出る商品を仕入れ、競合に左右されないショップを作るための仕入先について解説します。
本記事のテーマ
【仕入れで困っている人向け】中国輸入を使った仕入れ方法【価格競争に悩まされない商材が手に入る】
記事の内容
- ネットショップの仕入れには中国輸入がおすすめな理由
- 中国輸入代行サービス『ラクマート』の使い方
- ネットで販売する販売先一覧
- ネットショップで売れる商品とは?
- 中国輸入を使ったネットショップ仕入れまとめ
【読者への前置きメッセージ】
読者への前置きメッセージ
本記事はネットショップ仕入れに困っている人向けに書いています。
本記事を読む事で価格競争の起こっていない自分だけのオリジナルな商品を仕入れる事が出来、利益を出せる商品を販売する事で事業として安定的なショップ運営が可能となります。
関連
中国商品を無在庫で直送してくれる『oberlo』と言うサービスを利用した体験談を書いていますので、中国仕入れ方法の1つとして参考にしてみてください。
-
Shopifyのドロップシッピングアプリ『Oberlo』とは?3ヶ月体験して分かった事
このような、Shopifyアプリ『Oberlo』についての悩みを解決します。 『Oberlo』はこんな方におすすめ 在庫リスクを持ちたくない 発送業務をしたくない 日本には無い珍しい商品を扱いたい & ...
続きを見る
ネットショップの仕入れには中国輸入がおすすめな理由
ネットショップの商材には中国輸入がおすすめです。
大手企業や強い繋がりを持っている人ならまだしも、個人でいきなりネットショップを初めて卸してくれるメーカーって言うのはほとんど無く、電話をかけても門前払い。
簡単に取引してくれる所は、いろんな所に卸していたり自分たちで販売していたりするので価格競争になりやすい。
そこで、物価の安い中国から直接仕入れる事で安く簡単に商材を手に入れる事が出来るのです。
中国輸入のメリット
中国輸入のメリットは、仕入れ単価が安く日本には売っていない商品が手に入る事です。
一回日本に入ってきた商品だと日本企業が中抜しているため、単価が上がって利益率が薄くなってしまいます。
その点、中国から直輸入した場合だと工場から直接入ってくるので単価が安くて利益率が大きくなります。
中国輸入のデメリット
中国輸入のデメリットはなんと言っても不良率の高さです。
日本と違って海外からの輸入の場合、ある程度検品がゆるい部分があるので不良品って言うのは出てくるんですね。
しかし、中国製といっても昔と違い今の中国製品はかなり質が高くなっています。
企業とかが直接、中国の安い工場や刑務所なんかで作らせている物は品質がかなり悪い物が多いですが、中国側から日本へ販売する予定で出している物は日本人を納得させる品質は確保出来ているので安心して仕入れる事が出来ます。
中国輸入代行サービス『ラクマート』の使い方
中国輸入で最も有名なのが『ラクマート』、ここではラクマートの使い方を説明します。
会員登録
ラクマートトップ画面右上の『新規登録』ボタンをクリック
個人情報を入力していけば登録はすべて完了、その後は実際に注文をする事が出来ます。
注文方法
ラクマートにはファッションや雑貨など数え切れないほどの商品があるので、その中から自分の気に入った商品を購入する事が出来ます。
例えばこれはTシャツですね。
欲しい色とサイズを決めたカートへ入れます。
注文完了すると見積書が発行されるので、承認すると買付に入ります。
商品の買付が終了すると日本までの国際送料を出してくれるので、送料をpaypalで振り込めば国際便の発送依頼が完了です。
あとは商品が日本に届くを待つだけ。
送料が少し高いのと日本語訳が完全では無い部分を除けば日本国内でのネットショップと対して変わらない感じで購入出来ます。
軽い検品とかはラクマートがやってくれるので、より安心して到着を待つ事が出来ます。
問い合わせ
ラクマートではチャット形式での問い合わせになります。
日本語対応されているので、問い合わせは日本語でやりとり可能です。
チャット機能はラクマート右側にある『フキダシアイコン』から使えます。
偽物・問題商品について
ラクマートは中国輸入の代行業者であり、偽物や著作権のある商品の判定はしてくれません。
「有名ブランドが安く売ってる!」って思って仕入れて日本で売ると、後から揉める事になるので、ブランド品には手を出さない方が無難でしょう。
誰でも聞いた事あるような有名なキャラクターやブランドは99%偽物と思った方が良いと思います。
国際送料
国際送料に関してはラクマートの方で自動計算してくれます。
ラクマートが現地で購入する前に送料の見積もりは出してくれますが、経験上では最初の見積もりの1.5倍になる事が多かったです。
商材にもよるかと思いますが、念の為最初に提示された送料よりも高くなる事は覚悟しておいた方がいいでしょう。
届くまでのリードタイムは?
届くまでのリードタイムは現地での入手速度も関係してくるので一概にコレっと言うのは出せません。
しかし、ラクマートに商品が届いてからは早く、振り込みをして3~4日後には手元へ届いています。
海外輸入の割にはスピーディーに商品を届けてくれる印象です。
注文キャンセルしたい時
注文のキャンセル自体は個人的には難しいかなっと考えています。
中国輸入の場合、商品が発送されてしまうと返品・キャンセル一切不可です。
購入する時には最初からキャンセルをしないと決めてから購入するようにしてください。
それでもどうしてもキャンセルしたい!って時にはラクマートのチャットから相談してみるとキャンセルを受け付けて貰えるかもしれません。
原則、キャンセルは出来ないと思っていた方が精神衛生上良いかなって思います。
PR
ネットで販売する販売先一覧
中国から仕入れた商品をどこで販売するのか?販売先一覧を紹介します。
アマゾン
ネット販売をしている人なら知らない人がいないであろう王道『Amazon』です。
月額5,000円(税抜)で出品出来て比較的商品の売れ行きも良く、FBAを使えば出荷も自動化出来て便利な反面、手数料が15%(厳密には16.5%ほど)とられてしまうデメリットもあります。
個人で販売するなら一番簡単なのがAmazonだと思います。
フリマアプリ
フリマアプリでも商品を売っている人は多数います。
有名なフリマアプリを紹介します。
メルカリ
フリマアプリで一番有名なのはメルカリです。
利用者が国内No.1と一番多く使いやすいフリマアプリです。
手数料は10%とAmazonよりは安いですね。
ただし、出品者も多いため素人が知識なしに販売しても中々売れないと言うデメリットもあります。
主に日曜日の21~22時くらいが一番売れるので、そこを狙って商品を出店するのがオススメです。
女性向き商材に向いています。
ヤフオク
メルカリの登場で人が減ったとは言え、それでも根強い人気を持っているのがヤフオクです。
手数料は10%でメルカリと同等、オークション形式なので想定よりも値段が上がったり、終了時刻が近づくと露出が増えたりします。
現在は男性の利用者が多いので、男性向けの商材に向いています。
ココナラ
実はあまり知られていないのが、ココナラでの販売です。
もともとココナラと言うサービスは『スキル販売』の場所ですが、実は物販商品の販売も行われています。
とは言え、ココナラはあくまで『技術』の販売なので量産品よりはOEMや受注生産品などが向いています。
企業が安く使いたいと言う目的で見ている事が多いので、企業商材向きです。
2020年3月にココナラの物販向けサービスは終了しました。
ネットショップ
最後に自分でネットショップを作ってしまう方法があります。
個人で安く運用出来るネットショップサービスを紹介します。
BASE
完全フリー、無料で商品点数の制限無しで使えるのがBASEと言うネットショップサービスです。
メリットとしてはリスク無しで運用出来るわりに機能が豊富でデザインもシンプル。
デメリットとしては手数料が6.6%と高いのと、手数料計算が非常にわかりにくく帳簿をつける時に苦労する事です。
縦長ページに出来ないため購入率を上げるための施策が取りにくい点もデメリットですね。
無料でリスク無しに運用したいネットショップ初心者にはうってつけです。
SHOPIFY
カナダが作ったネットショップサービス『Shopify』
月額が$29(およそ3,000円ほど)で作る事が出来てこちらも商品点数の制限なし。
集客機能や各種モールへの連携、拡張機能の豊富さで、おそらく日本のネットショップサービスが太刀打ち出来ないほどのネットショップサービスを提供しています。
しかし、結構致命的なデメリットとしては日本語への完全対応が出来ていない事、日本のネットショップ担当者向けの機能がデフォルト状態では入っていない事です。
現在はどんどんと日本に対応しているので、そのうち日本人が使いやすいサービスにはなると思いますが、現状だとちょっと玄人向けのネットショップです。
先見の明がある人はどんどんとshopifyへ切り替えているので、多少難しくても先行利益を獲得したい人向けのネットショップサービスです。
カラーミーショップ
GMOペパボが運営しているカラーミーショップです。
900円から作れる格安のネットショップサービスになっています。
本格的なネットショップを格安で作れて商品登録数も無制限ですが、データ容量が200MBとかなり少ないので実質的に上限は存在します。
日本で作られたサービスなので日本人には使いやすい作りになっています。
ネットショップで売れる商品とは?
ネットショップで売れる商品の探し方を簡単に説明します。
ネット販売で実績のある商品を仕入れる
売れる物を探すには実際に売れている商品を見た方が早いです。
そこで役立つのがAmazonランキング。
上の画像の用にAmazonでは売れ行きの良い商品をランキングで教えてくれます。
画像はシューズで検索したのですが、上履きが一番売れているようですね。
「子供が大きくなって上履きがきつくなったので買い換えよう」
そんなふうに思う親が今の時期多くなっているのでしょう。
つまり、10月であれば上履きを仕入れると売れやすいと言う事がわかります。
形状も細長なのでメルカリなどで売れば送料も安く比較的売れ行きも良さそうですね。
自分で価値を作って独自の販売を行う
自分で商品に付加価値を作って販売する方法もあります。
こちらは本格的なネットショップ向け手法ですが、自分の店や商品をブランディング化出来るので長期的に見て有効な手法です。
具体的には、YOUTUBEやinstagramなどで自社の商品の発信を行います。
ただし、商品の宣伝をしてしまうとダメで、商品ジャンルについての知識や情報などを発信する傍らでちょっと商品を出してあげると良いでしょう。
宣伝が強くなると人は離れていくので、さりげなく登場させてあげる程度に抑えた方が印象も良くなります。
関連
こちらにネットショップ開業サービスを比較したものをまとめていますので、参考にしてみてください
-
ネットショップ開業におすすめなショッピングカート10選!現役ネットショップ店長が徹底比較!
ショッピングカートは機能や規模によって使う物を決めていきますが、私のおすすめはです。 ネットショップを開きたいけど種類が多くて選び方が分からない。 ネットショップのショッピングカートを比 ...
続きを見る
中国輸入を使ったネットショップ仕入れまとめ
中国輸入を使ったネットショップの仕入先は現状では『ラクマート』一択となっています。
発送の速度や料金の安さ、現地の中国人が現地の工場と直接交渉し将来的にはOEMを作れるなど様々なメリットがあります。
ラクマートだけで月間50万円くらいは余裕で作れますので、まずはラクマートで慣らしていく事をおすすめします。