本記事ではCanon Rユーザー向けにネットショップで必須のレンズを3つ紹介します。
まだ一眼レフを購入してない方はこちらの記事でおすすめのデジタル一眼レフを紹介してますので、参考にしてみてください。
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現役ネットショップ店長が選ぶネットショップ撮影におすすめのデジカメ3選!
結論から言うと、「Canon EOS M6 Mark2」一択です。 「よっしゃ分かった!それ買うわ!売ってる所教えて!」って人はこちら 詳しい理由を知りたい方はさらに読み進めてみてくださ ...
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本記事はこんな方におすすめ
- Canon EOS Rユーザー向け
- 一眼レフ初心者向け
- ネットショップの商品撮影を初めてする人向け
ネットショップの商品撮影に必須!プロが選ぶ一眼レフカメラのレンズおすすめベスト3!【Canon RFマウント編】
一眼レフカメラを買ってみたけどレンズって種類多すぎてどれを選べばいいのか分からないですよね。
そこで!本記事では実際のネットショップ運営をしていて自分で商品を撮影しているネットショップ店長が厳選したおすすめレンズを3つ紹介します。
RF24-105mm F4 L IS USM
最初に紹介するのは「Canon RF24-105mm F4 L IS USM」
小型軽量でありながら焦点距離が24-105mmまでとネットショップ撮影に必須の画角を全て網羅した最もおすすめのレンズです!
特にネットショップを運営しているとファッションから小物まで幅広く扱う場合もありますよね。
本来であればファッション向けのレンズや小物向けのレンズがあるのですが、大体の中小企業だとなかなかレンズを一通り揃えるなんて上司からの許可が下りません。
「なんでそんなレンズいるの?どれも一緒でしょ?それよりも売上上げてから意見いいな」
なんて厳しい答えが返ってくる事でしょう。
となれば、1本だけで全部を賄えるレンズが必要です。
RF24-105mm F4 L IS USMは1本あれば小物からファッションや家具まで何でも撮影できる万能レンズ。
- 予算が無い
- 何を撮るかわからない
- とりあえず最初の1本が欲しい
って時にはRF24-105mm F4 L IS USMを買っておけば問題無いでしょう。
実際に私も最初の1本はRF24-105mm F4 L IS USMでしたが非常に良いレンズ日常使いには常にこのレンズを装着しています。
こちらからRF24-105mm F4 L IS USMを購入できます。
RF50mm F1.2 L USM
小物、物撮り、グルメの撮影なら「RF50mm F1.2 L USM」
このレンズは物を見たままの状態で撮影できる画角を持ったレンズで、小物、物撮り、グルメ系の撮影に向いてるレンズです。
単焦点レンズのためズーム機能はありませんが、描写力はレンズの中でも最高峰!
ネットショップ用の写真は基本的には明るい方が売れる傾向にあります。
その点、この単焦点レンズならF値も1.2とかなり明るく出来るので暗い場所でも商品を明るく撮影する事ができます。
これと同じ焦点距離を持った「RF50mm F1.8 STM」って言うかなり安くて描写力も高いコスパ最強のレンズもありますが、こちらは欠点としてピントを合わせる時に「ウィーン」って言う音が出ます。
ひと昔前のネットショップならRF50mm F1.8 STMでも良かったのですが、最近は動画を使ったアピールをしなくてはいけなくなってきています。現に楽天でも動画を入れる場所が商品ページ内にありますよね。
2021年現在では楽天側も「動画の有無はSEOには関係ない」っと言ってますが、将来的には動画がSEOに関係してくる事を考えると一眼レフカメラで動画を撮影できる環境を作っておいた方が安心できます。
2020年に行われた楽天EXPOでも三木谷社長から5Gの話があり、5Gになると動画が一瞬で再生されるようになるって言う話をされていました。
おそらく三木谷社長も今後は動画に力を入れてくるんじゃないかなって予想しています。
そういった事を考えると動画撮影時に音が出て動画内にもフォーカス音が入ってしまうようなRF50mm F1.8 STMよりも、ほぼフォーカス中に音が出ないRF50mm F1.2 L USMの方が使い勝手が良いため、ここではRF50mm F1.2 L USMをおすすめしています。
将来的な動画になる事を見越してレンズを選ぶ場合にはこちらRF50mm F1.2 L USM
将来的に動画は撮る事が無いって時にはこちらRF50mm F1.8 STM
RF70-200mm F2.8 L IS USM
ファッションアパレル、ダイエット、スポーツなど人をモデルにした撮影をする場合には「RF70-200mm F2.8 L IS USM」
人をモデルにした場合には焦点距離を85mm前後に設定すると望遠の圧縮効果で少しスマートに見えます。
この圧縮効果を利用してモデルさんをキレイに映す事で商品自体もすっきりした印象を与える事が出来るので、RF70-200mm F2.8 L IS USMをおすすめします。
RF85mm F1.2 L USMをおすすめしない理由
RF85mm F1.2 L USMは単焦点レンズのためRF70-200mm F2.8 L IS USMよりも安くて高い描写力を持っています。
しかし、RF85mm F1.2 L USMにはISが付いてないですよね。
ISって言うのはIMAGE STABILIZER(イメージスタビライザー)って言って手振れ補正の機能です。
物撮りみたいに動かない物なら三脚立てて手振れ補正のない単焦点レンズでも良いのですが、ファッション系みたいな人をモデルにした場合って外でささっと撮影したりする場合があります。
背景とかも定期的に変えたりすると意外に移動が多かったりするので、三脚立ててじっくり撮影するよりは手持ち撮影のが方が楽ってなってきて三脚使わなくなるんですよね。
当然手持ち撮影になると手振れ補正無しのレンズは手振れが起こる事もあります。
F値解放してシャッタースピードを上げるって事もできますが、暗くなってISO感度が上がってノイズが入る危険性があります。
特に外での商品撮影って薄曇りの方が商品のディティールが飛ばずに済むので好んで曇りに撮影したりしますからね。
最初から薄暗い事を前提で撮るのでシャッター速度で手振れを抑えるのはリスキーだなって思って私は外での撮影には単焦点を持っていきません。
手振れとか気にせずにささっと撮れるRF70-200mm F2.8 L IS USMの方が時間的な効率が高くて便利に感じてくるようになります。
それでも単焦点が良いんだ!って方はこちらから
RF70-200mm F4 L IS USMをおすすめしない理由
RF70-200mm F4 L IS USMは確かにRF70-200mm F2.8 L IS USMに匹敵するレンズであり、なおかつRF70-200mm F2.8 L IS USMよりも安いのでコスパは高いです。
手振れ補正もついててRF70-200mm F2.8 L IS USMがちょっと手が出ないって時には選ぶのもアリだと思います。値段的にも倍くらい違いますからね。
このへんは正直好みの部分も出てくるので否定はしませんが、RF85mmの時にも言った通り商品撮影は薄曇りの日に好んで行うのでF値はなるべく解放出来る方が優位性が高いですね。
例えばこの写真を見てください。
これ夕方の6時前、もうすでに辺りが薄暗くて光がほとんど入らない時にF1.8で撮った写真です。
日中の曇りくらいの感じに見えませんか?
F値を解放出来るって言うのは周りが薄暗くてもかなり明るく撮影する事が出来るって事です。
F値解放の利点があるのでRF70-200mm F4 L IS USMよりもRF70-200mm F2.8 L IS USMの方をおすすめしています。
スタジオ借りてストロボの撮影がメインって時にはこちらのRF70-200mm F4 L IS USMもおすすめです。
ただし総合的な能力で言えばファッション系の撮影をする時に便利なのはRF70-200mm F2.8 L IS USMですね。
予算があるのであればRF70-200mm F2.8 L IS USMをおすすめします。
色々なレンズを試したい時にはレンタルを使うのもアリ!
今回は色々とネットショップの商品撮影向けのレンズを紹介しましたが、やっぱり自分の手で実際に持って撮影してから買い!って場合もありますよね。
そんな時にはカメラとレンズ、組み合わせ自由な長期同時レンタルする事も出来ます。
レンズにもカメラにもそれぞれ特性があるので、色々使ってみるのも新しい発見があって楽しいですよ!
一眼レフは結構高いので色々と触ってみて納得した物を購入するのが一番良い写真を撮る事が出来ます。
ネットショップの商品撮影に必須なCanon RFマウントでおすすめのレンズまとめ
ネットショップの商品撮影におすすめのレンズは以下3つ
- RF24-105mm F4 L IS USM
- RF50mm F1.2 L USM
- RF70-200mm F2.8 L IS USM
撮りたい物で使うレンズは変わってきますので、レンズに迷った時にはぜひこの記事で紹介した事を参考に選んでみてください。
全ての画角を持つ万能レンズRF24-105mm F4 L IS USM
物撮り最強RF50mm F1.2 USM
ファッション系ならコレ!RF70-200m F2.8 L IS USM
気に入ったレンズを手に入れた後はこちら、写真を撮る時に知らないとヤバい撮影テクニック
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