VLOOKUPは非常に便利ではあるけれど、使い勝手がいまいちよくない。
検索値が先頭の行固定って使いにくいですよね?
そんな呪縛から開放してくれるのが、「INDEX」と「MATCH」の組み合わせになります。
これをいきなり組み合わせると理解しにくいので、わかりやすく「MATCH」関数から説明します。
MATCH・・・指定された照合の種類に従って検査範囲内を検索し、検査値と一致する要素の配列内での相対的な位置を表す数値を返します。
専門用語満載で何言ってんのか分からないですね。
これ簡単に説明すると、「探したい文字と範囲を選択した後に問答無用で最後に0を入れると一致した行の番号教えてくれるよ」って事です。
ではMATCHの中に入れてみましょう。
=match(探したい文字,探したい列,0)
これをEXCELで試してみます。
おわかり頂けただろうか?
探したい文字が「キャベツ」、探したい範囲が「B列」その結果として6行目にあるよってのを教えてくれます。
MATCHで行の番号を教えて貰ったので次はINDEXの使い方です。
INDEX・・・指定された行と列が交差する位置にある値またはセルの参照を返します。
INDEXはもうこれ以上簡単に説明しにくいのですが、「範囲を選択、行と列の番号を選択。すると交差してるセルを持ってきてくれる。」
はい、ほぼ何も変わってないですね。
=index(検索範囲,列,行)
ではサンプルを見てみましょう。
範囲はA1~C9まで、列はMATCHで取得した6列目、行は3番めのC列です。
6列目の3行目には何があるでしょうか?
そう、58と言う数字ですね。
INDEX、MATCHは一気に書いて覚えようとすると何がどうなってるのか分からなくなってくるので、1つ1つ分解して使い方を覚える方がすんなりと覚えれます。
大体わかってきたら一つにしちゃいましょう。
関数の中に関数を入れると複雑化して分かりにくくなるのですが、一回形を覚えてしまうとハマります。
もうこれでアナタもVLOOKUPの呪縛から開放されて自由を手にする事が出来たのです!(大げさ)